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Posted by ミリタリーブログ at

2024年02月19日

LAPD現チーフ突然の辞職.....

 LAPD第57代チーフ・ムーアが2024年1月12日、2月末日をもって辞職することが発表されました。
 2018年6月に前チーフ・ベックから受け継ぎ、2023年6月には2期目5年間の継続を承認されたばかりで任期を4年以上残して突然の辞職となったようです。

 1期目は当時のガールセッティLA市長から託され、2期目はバス現LA市長に託されたばかりだったのですが.....辞職の理由は公表されていないようですが、オフィサー達による武力行使過多などが批判されてもいたようです。

 2月18日には次期チーフが決まるまでの暫定チーフ(INTERIM CHIEF)としてアジア系のアシスタントチーフが任命されましたが、次のLAPD第58代チーフに立候補して議会から承認、市長から任命されるのは、LAPD叩き上げか、はたまた落下傘候補となるのか.....? ちなみに暫定チーフは原則として次期チーフに立候補することはできないようです。

 次の画像は、現チーフ・ムーア(右)から暫定チーフとなるアシスタントチーフ・チョイ(左)に4スターのランクインシグニアが手渡されました。
Photo by LAPD


 2018年6月に前チーフ・ベックから引き継がれたブラッキントン社製1968年ダイのチーフバッジは次期チーフに引き継がれるのか.....? (このバッジ引き継ぎの内容は2018年7月3日付け当ブログを参照)
Photo by LAPD

  

Posted by Kent Space at 00:00Comments(0)From U.S.A.

2024年01月05日

LAPDのバッジ達.....

 やっとコロナ禍が落ち着いて新年を迎えたと思ったら、地震に飛行機事故などなど.....亡くなられた方々のご冥福と、被災された方々の早急な復旧をお祈り申し上げます。

 LAPDの各分署(ステーション)には通常2名のキャプテン(以下:CPT)のほか、ルテナント(LT)、サージャント(SGT)、デェテェクティブ(DET)そしてポリスオフィサー(PO)達が勤務していますが、そんな彼らのバッジが一堂に(POは除く)並んだ姿は壮観です。
 全てサン社製のようですが、デェテェクティブ以外は伝統の磨き?はされていないようですね.....「ハイランクになると磨くことを控えるようだ」 とは友人の話ですが、デェテェクティブバッジの持ち主はDET-lかもしれませんね?!
Photo by LAPD


 現在リザーブを含む全てのランクの支給バッジ契約業社はサン社になったようですが、2009年にはエンテンマン社(以下ET社)がCAPT、LT、SGT、POランクバッジを納品し、2006年にはブラッキントン社(以下BK社)が#6万番代のリザーブオフィサーバッジを納品しています。
 これらのことについては、これまでに何度かお伝えしてきましたが、バッジコレクターとしては『喉から手が出るほど』ですが.....
 2009年製ET社のバッジについてはベテランコレクター達から、クオリティーはサン社より上だがランクフォントが不評だったと言われていますが、やはり2年間の契約期間満了後延長されなかったということです。
 例えば、左がサン社で右がET社のDETランクバッジですが.....皆さんはどう思いますか?




 とは言っても、サン社といえどもCPTランクだけでも現在までに3種類のフォントを使っているとのことです。左はブランクのランクパネルに機械彫したもの、真ん中はカーグ社から引き継いだもの、右が現行のものです。

Photo by P. Harris


 さて、BK社が2006年にリザーブオフィサーバッジの契約を受注しましたが、先にお伝えした1968年ダイ(金型)を使用せず、新たに6万番代のPOランクバッジを作成しています。クオリティーはサン社が足元にも及ばない出来で、さすが全米一のバッジ製造会社であり、1968年に1940年から一貫して4ピースバッジだったLAPDバッジを1ピースにしたBK社だけのこともあり 「お見事!!」 というほかありません (このバッジや1968年ダイバッジに興味がある方は、1月13・14両日開催のビクトリーショーの ”Kent Space” ブースにお越しください)。



 LAPDリザーブオフィサー(予備警察官)については、これまで6回ほど取り上げており、2013年8月15日付けの記事はその組織について説明していますが、以下に再掲してみます。→

 『この制度は、米国のほとんどの警察に組織されており、名称はNYPDでは ”AUXILIARY” と称していますがほぼ同じ制度です。LAPDの場合、勤務内容には3つのレベルがあり、銃を携帯しほぼ正規オフィサーと同等の権限を持ちソロ・パトロールが可能なレベルⅠ、銃を携帯し常に2人以上で行動するレベルⅡ、銃の携帯なしで主にイベントなどの群衆整理などに勤務するレベルⅢオフィサーに分かれています。
 リザーブオフィサーといっても、通常は民間企業や公務員などそれぞれの職業に就いています。希望者は、バックグランドチェックにパスし、L-Ⅰで795時間、L-Ⅱで455時間、L-Ⅲで205時間のアカデミーでの訓練と定められた時間を勤務しなければならず、装備品などが支給されるほかはボランティア(無給)という厳しい条件ですが、これらにより年間約500万ドル(正規オフィサー100名分)の節約となっており、本来必要とされる正規オフィサー数から7000名以上も不足している(NYPD比)といわれているなかで、大きな力となっています。
 LAPDのRESERVE CORPSは1947年から組織され、そのバッジは現行の6万番代ナンバーで5代目となります。』

 ←と言うことで、米国籍を保有しLAに居住していればアナタにも可能性があるかもしれません?!

  

Posted by Kent Space at 15:31Comments(2)From U.S.A.

2023年12月25日

LAPD & BHPDのリグなど.....

 2022年6月12日にアップしたLAPDのスタンダード・リグ(腰回り)を紹介しましたが、今回は続編としてリグ以外のフットウエアーなども紹介し、さらにBHPD:ビバリーヒルズPDのリグなども紹介します。
 まずは、ランパートステーションのオフィサーのリグですが、多分ラッカー系の塗料をスプレー塗布しているのではないでしょうか? 一時的にはピカピカになるのですが、時を経るとヒビ割れてきて無限塗布が必要になります.....。
Photo by LAPD


 さらに、PO lll +1オフィサーのユニフォームなどですが、フットウエアーはLAPDオフィサー憧れのダナー社製のタクティカルブーツですが、ラッカーコーティングによりピカピカすぎますね.....。


 次に、BHPD:ビバリーヒルズPDのリグなどですが、LA市域内にありながら税金の高いセレブな街として知られていますが、ユニフォームや装備などは、ほぼLAPD仕様なのですが、やはり独自に設えておりサービスガンはスプリングフィールド XD .45 ACPを使用しています。以前はSIG P226も支給されていましたが、グリップセフティーのあるものに変えたようです。
 LAPDベテランの友人も1996年奉職時に支給されたベレッタ92Fを携帯していましたが、セフティーのないガンに装填して携帯するのは考えられないと言っていました。
 アメリカのポリスオフィサーといえども、奉職する気概は『正義感』からでしょうが、全員がガンのエキスパートというわけではありませんので、暴発事故等を防ぐためにもセフティーは必要と思うとのことでした。ちなみにグロックなどのトリガーに付属しているのはセフティーではなくトリガーロックであり咄嗟に指をかけてしまい暴発事故が多発しているとのことなので、NYPDのグロッグはトリガープルを重く設定しているとのことです。
Photo by BHPD


 BHPDオフィサーのスプリングフィールド XD .45 の実射。


 ※さて、2023年もあと少して暮れようとしていますが、2024年1月13日(土)と14日(日)に開催される『ビクトリーショー』に我が "Kent Space" は土日両日参戦する予定ですので、是非会場でお会いしましょう!!

  

Posted by Kent Space at 01:45Comments(2)From U.S.A.

2023年11月19日

続×4:LAPD New Service Gun-⑥

 前回の新サービスガンFN509 MRD-LEについてのブログ(2023年10月22日付)を見てくれた現役LAPDオフィサーから以下の情報が寄せられました。
 なお、直訳した英文に私が付け足して補正しましたので、原文と異なっている場合があるかもしれないことをご了承ください。

『最新の貴方のブログ投稿を読みました。
  まず、アカデミーの生徒は支給された新サービスガン(FN509)に光学機器(以下PMO:Pistol-Mounted Optic)を自費で購入して、アカデミーの授業中にその使用方法を訓練する必要があります。
  新サービスガンに取り付けが承認されたPMO(Trijicon RMR Type 2)と付属品の合計価格は600ドル以上であり、このコストを理由に購入しない生徒もいます。 写真の卒業生はPMOを購入していないと思います。

  次に、既存のオフィサーが新しいサービスガンに変更したい場合は、FN509本体とPMO及び適合する新しいホルスターを自費で購入する必要があり、その合計価格は約1,000 ドルになります。 その後、彼らはPMOとサービスガンについて再訓練を受けて、勤務中および勤務外(CCW)でそれをキャリーできるようにする必要があります。』

  以上ですが、現役LAPDオフィサーからの貴重な情報をいただき感謝感激です(Special Thanks Officer Q !!)。


  

Posted by Kent Space at 18:04Comments(0)From U.S.A.

2023年10月22日

続々々々:LAPD New Service Gun-⑤?

 LAPDアカデミーの卒業式はいつも金曜日に挙行されますが、直近で10月20日金曜日に5-23(2023年5月入校生)の卒業式が挙行されました。
 画像は2-23(2023年2月入校生)で、これをを見る限りサービスガンはFN509が支給されているようですが、MRD(マイクロ・レッド・ドットサイト)は取り付けられていないようです。2022年12月18日既報の12月16日卒業の7-22(2022年7月入校生)はMRDが取り付けられていたのですが.....その後、取り付けは任意にでもなったのでしょうか? それともルーキーが即応時にスイッチをONにするなどの対応をするには訓練不足だったのでしょうか??
 どちらにしても、ドットサイトでのコンバットシューティング対応には相当の訓練が必要ということでしょうか。

Photo by LAPD

 この2-23卒業生には、LAPD初の女性SWAT元隊員で現在メトロ署のルテナント・ジェニファー・グロッソ(左端)の甥がいたようですが、父親(青色シャツ)も元LAPD殺人課のデェテェクティブだったとのことですので、グランドファザーリングバッジ着用でしょうか。


Photo by LAPD

  

Posted by Kent Space at 22:43Comments(0)From U.S.A.

2023年10月02日

LAPDの悪しき?伝統.....?!

 LAPDのルーキー達は先輩から悪しき(私からすると)伝統を授けられるとのことです。それは、バッジを支給されたその日に ”boil your badge"(邦訳:バッジを煮る)というものです。
 その教えは 『まず、沸騰したお湯にバッジを浸し煮る、これにより保護コーティング(サン社名称:クリア・ハード・ベイクド・コーティング)が剥がれる→次に、Brasso(研磨剤)により毎日磨け→そのうちにバッジのディテールが削れてシティーホールの窓枠が消えていく.....』 というものですが、バッジコレクターとしてはいただけません。
 私の友人は、現役時代にバッジは乾いた布で拭く程度で、クリアコートを剥がすことはしませんでした。彼は、バッジを磨き箔をつけようとするルーキー達を 「無駄な行為だ.....それよりスキルを磨け!」 と一蹴していました。
 次の画像は、左からルーキーのバッジ→20年磨いたバッジ→25年磨き続けたバッジとのことですが、いかがでしょうか?

Photo by LAPD ランパート St.



  

Posted by Kent Space at 02:37Comments(4)From U.S.A.

2023年04月15日

LAPDバッジ 伝説の『1968年ダイ』!?

 現在のチーフ・ムーアが着用しているバッジが前チーフ・ベックから贈られたブラッキントン社製(以下B社)であることは既報(2018/7/3 UP)していますが、何と伝説のチーフ・ゲイツの#1チーフバッジもB社製でした。
 両方のチーフバッジ共1968年にエンテンマン社からB社に契約が変更になった折、それまでの4ピースバッジから1ピースバッジに作り替えた 『1968年ダイ(金型)』 で製造されたものでした。



 ところで、B社は1968年から1971年頃までの短期間しか契約を保持しておらず、製造したランクもポリスマン&ウーマン、サージャント、ルテナント、リザーブポリスマン&ウーマン、インベスティゲーター (ランクがデェテクティブに変更になったのは1980年からで製造刻印は7-79) とブランクパネルだけであるためダリル・ゲイツ氏がチーフに就任したのが1978年であることからブランクパネルダイを使用してチーフランク#1バッジは再製造 (サン社は以前からチーフ、そして近年ではアシスタントチーフ、デェピュティーチーフランクもカーグ社から引き継いだブランクパネルにマシンエングローブしているようです) されたか既に契約期間中に製造されていたと思われます。

 さらに、7-75 (1975年7月) の製造刻印があるB社製のポリスオフィサーランクも存在しますがランク名称がポリスマンからポリスオフィサーに変更になったのは1973年10月ということなのでB社にスペシャルオーダーしたものかもしれません。
 そして、何と伝説の『1968年ダイ』は壊されることなくB社の倉庫に眠り続け、何と2017年の世に復活していたのでした!?

 それは、L A域内の現役若しくは退職したL Eなどのメンバー達により構成されているLAPD、LASDやCHPなどの昔を懐かしむヴィンテージ愛好団体である "エル.エー. カッパーズ" (以下LAC) がイベント時などに着用するために当時のチーフ・ベックの許可を取り、B社にスペシャルオーダーして保管していた 『1968年ダイ』 でポリスマン&ウーマン、サージャンとルテナントの4ランクを製造させたのでした。

 次の画像の左側が1-71 (1971年1月) 製造刻印のある、磨かれて一部すり減っていますが当時の実物PMランクバッジで、右側が4-17 (2017年4月) 製造刻印のある、LACが約46年ぶりに眠っていた 『1968年ダイ』 を使用して復活させたバッジですが、ナンバーフォントと裏面がシェルバックから Hydraulic hammers emboss machine の進化によりスムースバックに変更になっている以外、同じ 『1968年ダイ』 を使用しているのが判ります。
 この 『1968年ダイ』 使用の復活バッジについては、ナンバーフォントが2種類存在しているなどミステリアスな話のほか、B社2006年リザーブPOランクバッジの話などもあるのですが、ブログ上では憚りますので是非4月29日(土曜日)開催のビクトリーショー "Kent Space" ブースにお越しください !!



 次の画像は、2023年4月14日のLAPD DAYイベントにヴィンテージユニフォームを着用して参加したLACのメンバー達

Photo by LAPD

  

Posted by Kent Space at 18:24Comments(0)From U.S.A.

2023年02月19日

ADAM-12 ギミックライト

 今年1月初旬から2月中旬まで私の米国の友人が5年ぶりに来日し、我家に17日間滞在しました。 我家に滞在するのは5回目ですが、2020年3月に「桜の開花を見たい!」ということで、来日中のスケジュールから宿泊などの手配を終えていたのですが、COVID-19の流行により泣く泣くキャンセルしていました。
 私のことを「Big Bro.」と慕ってくれる友人は昨年1月にLAPDをSERGEANT-Ⅱで"HONORABLY RETIRED"して、趣味多き人生の再スタートを始めており、時間的に余裕のある来日日程となりました。
 そして、今回彼が手作りのADAM-12当時のモトローラ無線機などを使用したギミック付きライトスタンドをプレゼントしてくれました。 材料はebayで当時の実物を複数点集め、塗装を剥離・塗り直し・墨入れし直しほか、ギミックごとに配線・配置しており感心してしまうばかりです(彼が作製した作業工程のミュージック付き動画が添付できないのが残念です)。
 サウンドもマイクのスイッチをオンにするとスピーカーからADAM-12のテーマ曲と無線音声、サイレンは現行モノですが3種類、本物のPLYMOUTH・BELVEDEREのプレート&台座のハブキャップなどなど、ADAM-12フリークにとっては感謝感激雨あられモノです!
 お互い、リタイヤードの身分となって、今後益々友情が深まることを感じています。


 LAPD担当部署をとおしてサンバッジ社にリタイヤードパネルを自費で取り付けてもらったところ、リフィニッシュ処理されてピカピカ状態になった彼のブレストバッジ。




  

Posted by Kent Space at 22:32Comments(4)From U.S.A.

2022年12月18日

続々々:LAPD New Service Gun-④

 我らがメンバーからLAPDニューサービスガンに関するニュースが報告されましたので、既にご存知の方もいるかと思いますが、4回目として取り上げました。
 まず、LAPDアカデミーを卒業したルーキー(米陸軍の略綬を5本付けたツワモノで、LAPDシューティングメダルのエキスパート受章者ですね)の画像ですが、真新しいSL社製合成皮革リグのカイデックス・ホルスター(多分SL社製?)に収まっている腰のモノに気づかれましたでしょうか?
Photo by LAPD

 2021年8月にサービスガンの変更を発表していましたが、その後トレーニングオフィサー達へのレクチャーも済み、遂に12月16日にアカデミーを卒業したクラス7-22(2022年7月入校)ルーキー達にFN509 MRD-LEを支給開始したようです。 前週12月9日に卒業したクラス6-22(2022年6月入校)はM&Pが支給されていたので、記念すべきクラスとなったのですが、MRD(マイクロ・レッド・ドットサイト)をルーキー全員が使いこなせるようになるのかは今後の課題となるのではないでしょうか ?!
Photo by LAPD


Photo by FN

  

Posted by Kent Space at 22:04Comments(7)From U.S.A.

2022年09月11日

続々:LAPD New Service Gun-③

 昨年8月10日にLAPDがS&W M&Pに替わるサービスガンとして正式発表し、その後10000丁の納品契約が結ばれたFN509 MRD-LEですが、PCAJメンバーから既にキャリーしているオフィサーがいるとの情報をもらいました。
 この件については、2021年8月13日と2022年5月23日アップの当ブログでお伝えしていましたが、本年5月にアカデミーを卒業したルーキー達には支給されていなかったようなのに、なんとトレーニングオフィサーでもなく、ルーキーでもないモーターサイクルオフィサーが今年7月に撮影された画像でFN509 MRD-LEをキャリーしているのです!
 サファリランド社製と思われる、MRD(マイクロ・レッド・サイト)取付専用ホルスターに確かに間違いなく、FN509 MRD-LEが鎮座ましましておりますが、なぜかデューティ・リグにタクティカル用ホルスターを取り付けているようです。
 なぜ、ルーキーではなくベテランオフィサーが既にキャリーしているのかは不明ですが、多分このオフィサーはルーキー時にはグロックを支給されていると思われますので、サービスガンの変更を申請し許可されたということでしょうか?
 それにしても、サービスガンへのドット・サイト取り付けはLAPDでは初めてのことで、慣れるまでにはある程度の訓練が必要と思われますが如何に!?

Photo by J. Donaway

※ 2020年1月12日開催の第92回ビクトリーショー以来しばらく参戦していなかったのですが、9月25日(日) 開催予定の第100回ビクトリーショーに仲間達の協力を得て参戦する予定です!!
  

Posted by Kent Space at 22:34Comments(4)From U.S.A.

2022年06月12日

LAPD Duty Rig

 米国のLEO達のデューティ・リグ(腰回り)は、時代と共に携帯する装備品なども変わってきているようですが、その総重量も増加しているようです。
 LAPDでも70年代初頭頃までは、サービスガン(リボルバーに6発装弾)、予備弾12発、ハンドカフ(1組)と木製バトンなど位で、約20ポンド(10キロ)以下であったものが、現在では、セミオートガン(フラッシュライト付)、予備マガジン2・3組、ハンドカフ(2組=オフィサーランク)、催涙スプレー(1組)、テーザー、無線機、トンファーバトンなどで、総重量30ポンド(約14キロ)から40ポンド(約18キロ)を装着しているとのことです(追記:APX8000の下部にあるのは『HOBBLE』という拘束補助具です)。
 デューティ・リグの素材も革製から合成皮革製に変更されてきており、サムブラウンベルト最大の特徴である金属製バックルも樹脂製に変更しているPDも出てきており若干軽量化が図られているようですが、しかし、勤務中14~18キロのリグを装着してパトロールし、容疑者追跡で爆走&格闘するのは当然腰に多大な負担がかかり腰痛を発症させ、これを通称 『サムブラウン・バック(腰)』 と呼び、オフィサー達の持病とも言われているようです。

LAPDルーキーオフィサーのデューティ・リグ(まだ個人購入品はなく全て支給品のようです)



  

Posted by Kent Space at 18:33Comments(7)From U.S.A.

2022年05月23日

続:LAPD New Service Gun-②

  昨年8月にLAPD次期正式サービスガンとして採用決定(2021年8月13日既報)となったFN509 MRD-LEが、今年1月から必要数を順次納品することになったようです。 
 今年の5月7日にLAPDアカデミーを卒業したクラス10-21(2021年10月入校)のルーキー達はS&W M&P 9を携帯していますので、今年1月以降に入校したカデット(生徒)からFN509 MRD-LEが支給されることになるかもしれません。
 採用が正式決定されてから以降アカデミーのガントレーニングオフィサー達へのレクチャーなども済み、その後はカデット達の本格的なトレーニングが開始されているのでしょう。 しかし、マイクロ・レッド・ドットサイト付きガンの操作やエイミングに慣れるのは苦労するかもしれません?!
 トレーニングオフィサー達のシューティング。
Photo by FN America


 サファリランド社製ドットサイト付き対応のデューティーホルスター。





  

Posted by Kent Space at 01:10Comments(0)From U.S.A.

2022年05月08日

メタルボタン !?

 LAPDのユニフォームシャツに欠かせないモノと言えば、左胸にオーバルシールドバッジ、右胸にネームプレートそして…胸ポケットとエポーレットの4か所にメタルボタンですね。
 LAPDのメタルボタン現行はシルバー(S)カラーですが1970年まではゴールドカラーで、サージャント以上のハイランクは1970年以降もゴールド(G)カラーのメタルボタンを着用していたようです。
 現在メタルボタンは、ユニフォームシャツだけではなくレギュレーションハットのチンストラップ用(耳章)と以前のMCオフィサー用ヘルメットに使用されています。
 次の画像はLAPDのメタルボタンですが、左端は1970年まで使用されたGカラー、次は現行のユニフォームシャツ用Sカラー(いぶし銀)、次も表面は同じですが裏面はスクリューポストが付いているヘルメット用、次は割ピン月の制帽用、そして右端はデザインは同じですが、いぶし銀ではなく磨き(グロス)仕上げで、元々はホーナーガード(儀仗隊)用のユニフォームに使用するために2000年代中期頃作られたものです。 しかし、何故か若いオフィサーが通常のユニフォームシャツに着用し始め、今ではベテランオフィサーまで着用しているのが見受けられます。 流行りですかね‥‥?!


 ユニフォームシャツにメタルボタンを取り付けることをレギュレーションにしているのはLAPDだけではなく、LA域内のLAスクールPD(
(LAPD用を流用)、LAXPD(GカラーのPボタン)などのほか、ビバリーヒルズPD(Gカラーオリジナル)などで使用されています。
 ほかにもダラスPDなどはポケットフラップとエポーレットの4か所だけではなく、前ボタン全てに使用していますが、NYPDにおいても1972年にスレートブルーカラーのシャツに変更になる前は現行と同じネービーカラーシャツにポケットフラップ、エポーレットと前ボタン全部がGカラーメタルボタンでした。
 次の画像左端はLAFDのユニフォームジャケット用、次はLASDのユニフォームジャケット用、次はNYPDのユニフォームジャケット用次はSFPDのユニフォームシャツ用、次のG&Sカラー2個はいわゆる”P”ボタンでオリジナルデザインを持たないPDなどが使用しますが、”S”ボタンというのもありシェリフやセキュリティ用として使用されているようです。
 しかし、このメタルボタンはユニフォームシャツに縫い付けられているのではなく、割ピンで止められておりクリーニングに出すたびに外し、着用時に取り付けるという面倒さがあるため、採用を止めたPDもあるようです。


 さて、前々回に取り上げた 『ある連邦捜査官の持ち物』 ですが、プロの持ち物ということで 『揃えてみたい‥‥』 という欲求にかられ、入手できるものを探ってみた結果は‥‥こんなことになりました。パラコード類は自分で編んでみましたが、グロックはもちろんフォールディング&ヴィクトリノクスナイフとリストウオッチなどは無理でした‥‥リップクリームは次回の渡米時に!

  

Posted by Kent Space at 23:56Comments(2)From U.S.A.

2022年03月20日

あるデェテェクティブの持ち物.....

 前回は、現代の連邦系捜査官でしたが 今回は、1930年代後半のLAPDデェテェクティブの持ち物を探ってみました。
 ただし、約80年前なのでメーカーや型番などは全ては探れませんでしたが、いくつか調べてみました。


 上段左端は、フラッシュライトで当時ポピュラーなウインチェスター製かもしれません。 次は、当時のオフィサー必携の『ビリー クラブ』、『ブラックジャック』や『スラップジャック』などと呼ばれた携帯用鈍器で先端に鉛を仕込み皮革に包まれており、急所を狙えば一撃で気絶させるほどの威力があったようです。 その右はやはり必携の職務マニュアルと縦長メモ用紙&筆記具のようです。
 右端はデェテェクティブのサービスガンであるS&W M-10 2インチモデルと思われますが、コルト・デェテェクティブ・スペシャルもサービスガンで下段には38スペシャルの予備弾を12発携帯していたようです。


 次は、1940年代のピアレス社製ハンドカフで、現行のものより重量がありました。
 その下段は、通称レッドカード(1930's~1967年まで)と呼ばれたLAPDのIDカードとシリーズ5バッジですが、1940年には現行のシリーズ6バッジにデザイン変更されました。


 最後に下段左端は、盗難車両一覧表のようですが、当時は毎日更新された一覧表がパトカーやデェテェクティブに配付されていたとのことです。パトカーには一覧表専用のパネルが設置してあり一見車載用パソコンのようですが全くのアナログです。

  

Posted by Kent Space at 22:37Comments(3)From U.S.A.

2022年02月20日

ある連邦系捜査官の持ち物.....

 次の画像は米国の 『ある連邦系捜査官』 の持ち物達とのことですが.....。
 


 この画像からメーカーなどを探ってみました。
 まず、左端上の使い込まれた小型ナイフはヴィクトリノクス・パイオニア・ALOX・ブラックモデルのようですが、キーリングが付いているのでソルジャーではなく、また現行品のXではなく旧タイプのようです。
 次は、US・LE必携のiPhoneですがサイズからiPhone 5cと思われますが、Otter BOXの耐衝撃ディフェンダーシリーズのケースを使用しています。 続いてのパラコード ブレスレットのメーカーは不明ですが、スタンダードなロスコ製でしょうか?。 その左端はストリームライト・マイクロストリーム・フラッシュライトのようですが、自分で編んだのでしょうかパラコードが結ばれています。
 サングラスは、オークリー・ガスカン・ミリタリー・ブラックのようです。 次の、フォールディングナイフはベンチメイド・523SBK・TANTO・プレシディオ・ブラックの旧タイプのようですが、ナイフ用のパラコードランヤードに騎士ヘルメットアクセサリーを結んでいます。
 サービスガンは言わずと知れたグロック19 ジェネレーション4ですね。 その下のレザーマンツールはスクォート・Ps4のようです。
 次は、アメリカ人必携のリップバーム(邦名:リップクリーム)はポピュラーなサンバームのココナッツフレーバーのようです。
 そして、ベゼル付きの腕時計ですが、画像が不鮮明なこともあり、あらゆる方法からしつこくネット検索してもたどり着くことはできませんでしたので、判った方はコメントでお知らせくだされば、追記させていただきます。(コメントをいただき2022/4/2に下記のとおり追記しました)
 最後に控えしは、ボーカープラス・ヴォックス・アクセスツールで偶然私も所有していましたが、全長約8センチという小型ながらチタン製で5つの機能を持つマルチツールで、車のグラスブレイカーも付いているため私は車のカギに取り付けています。
 さて、調べてみた結果やはりUSエリート フェデラル エージェントに相応しいAクラスの持ち物ばかりとお見受けしましたが、読者の皆さんも実銃以外をそろえてみてはいかがでしょうか。




 この記事掲載してから1か月以上経過しましたが、なんとコメントをいただき腕時計が判明しました!
 ”タグホイヤー フォーミュラ1 グランドデイト スモールセコンド クオーツメンズ” でしたが、現行のカタログにはありませんので廃盤モデルのようです。
 探し当てコメントしていただいた、丸坊主大輔さんありがとうございました!!(追記:2022/4/2)



  

Posted by Kent Space at 18:52Comments(3)From U.S.A.

2022年02月09日

SUPER BOWL LVI

 LASDのシェリフ・ビラヌエバがアメフトのロサンゼルス・ラムズのキャップを被っているところですが、その胸にはカレント(現行)ではないバッジが輝いています。
 そうです、ロサンゼルス(以下LA)に隣接するイングルウッドのSoFiスタジアムで2022年2月13日(日本時間2月14日)に開催される "第56回スーパーボウル" の記念バッジなのです。
Photo by LASD


 スタジアムがLA近郊であるため、LASDなど協力して警備にあたる域内のPD・FDなどが記念バッジを作製したようですが、その取扱いルールは各PDなどによって異なるようです。
 まず、LASDは任意($158.98・自費)で購入したデェピュティーは3月中まで着用することができるようですが、期限後は自費($85.15)でルーサイト封入しなければならないようです(どこかで聞いたような.....)。 LACFDでは自費で購入したにもかかわらず、着用することはできず最初からルーサイト封入したものしか購入できないようです(バッジ代+ルーサイト封入費=$244.13)。


 "スーパーボウル" は野球の "ワールドシリーズ" を抜く全米一の人気で、チケットはプラチナ価格となり一般席でも約$6,500(邦貨:715,000円)以上、VIP席ともなると、なんと10万ドル(邦貨1千万円)を超えるともいわれているようです。
 このように全米挙げてのお祭りイベントとなりますので、スタジアムを警備するPDなどで記念バッジを作製するのはとてもアメリカ的ですが、合同警備にあたるLAPDでは作製する気配はないようです。 というのもLAPDは過去に公式の記念バッジは2019年の150周年記念バッジ以外認可されたものはないようで、今回もしかりですが、非公式でも作製してほしいと思うのは私だけではないでしょう.....。
 この記念バッジは "スーパーボウル" だけではなく "ワールドシリーズ" などでも作製されていますが、バッジだけではなくショルダーパッチなども確認することができます。(CHPは2016年時)


 "スーパーボウル" の記念バッジはNFLの承認を受けたメーカーが各PDなどにカタログを送り注文を受け、定型タイプであれば160ドル程度、そのPDオリジナルデザインであれば個数にもよりますが、200ドルを超えてしまうようです。 【私の心のつぶやき.....安い....】
 次の画像は、定型タイプのカタログですが、2016年のCHPは定型タイプを利用したようです。


 さて、コロナ禍も昨年末にはようやく落ち着いたと思ったら、年が明けるころにはオミクロン株が発生してしまい、まだまだ油断できませんので、感染対策を守り慎重に行動しましょう!
 自粛中はファイナルシーズンを迎えた "ボッシュ" をシーズン1から見直すとともに、シーズン2が始まった "ザ・ルーキー" を楽しんでいます。
  

Posted by Kent Space at 19:21Comments(4)From U.S.A.

2021年10月03日

続:連邦系で気になっていたこと‥‥

 以前からFBIバッジの製造メーカーには諸説あり気になっていましたが、1935年に現行サイズ&デザインに変更後の最初のメーカーが確認できました。
 それは、あるFBIアソシエート・デレクター(以下AD:現行はデェピュティー・デレクター・邦訳:副長官)のリタイヤード・プラークからでしたが、このFBI ADとは伝説的なFBIデレクター(邦訳:長官)であったエドガー・フーバー(在職:1895~1972年)の副長官であったクライド・トルソン氏(在職:1930~1972年・2011年公開の映画 『J. エドガー』 にも登場)のものでした。
 そして、そのプラークに取り付けてあったFBIバッジは裏面のピンとバージェスキャッチを削り取った上、中央にプラーク取付け用のポストを溶接してあるもので、しっかりと一桁#4、HM(製造メーカー名) "ROBBINS CO. ATTLEBORO"(1970年にバッジ製造部門をブラッキントン社が買収)と 『1/10 14K GF』 の金メッキ表示がされていました。
 このメーカーなどについては2014年8月31日投稿の記事で詳しく触れていますが、現行サイズ・デザインのFBIバッジを最初に製造したということで、その後の製造契約メーカーに受け継がれていく、ダイ(金型)をも製造していたということになります。
 このHM刻印についても連邦系の場合、最初に支給されるバッジには入っておらず、再発行されたものにのみ刻印されているとの情報もありますが、現行FBI支給バッジにはナンバーと菱形品質表示のみ刻印されており、ブラッキントン社が製造しているという噂です.....?!


 次の画像左側は、1965年発行のFBIストーリー・ブックの表紙で当時のバッジケースと呈示方法が分かりますが、右側の画像がその実物です。


 現行は、大型ケースの見開き部分に2枚のIDカードとバッジクリップのようですが、それ以前には表面にバッジを取り付けるタイプもあったようです。


 そして、現行のリタイヤード・プラークは左上に実物支給バッジを固定取り付け、右側には ”RETIRED" 穴あけ処理後のIDカードが配されています。

  

Posted by Kent Space at 17:57Comments(0)From U.S.A.

2021年09月27日

連邦系で気になっていたこと‥‥

 以前から気になっていたのですが、FAMS:フェデラル・エアマーシャル・サービス(邦訳:連邦航空保安官)などの現行バッジナンバーの下部に表記されている "T" について情報が入りました。
 FAMではラージ&スモールサイズ2種類のバッジを支給しており、スモールサイズはフラット仕様でワレット用、ラージサイズは任務中に着用するもので、このラージサイズバッジに "T" 表記されているとのことです。
 そして "T" の意味するところは "TACTICAL"→タクティカル(邦訳:作戦、戦術的な)ということで、任務作戦中に着用するバッジということのようです。



  

Posted by Kent Space at 01:16Comments(2)From U.S.A.

2021年08月13日

LAPD New Service Gun-①

 昨日いつもレアな情報を提供してくれるPCAJのメンバーから 『私がアッと驚く』 ニュースが知らされました!? と言っても既にご存知の方もいると思いますが、LAPDが今月10日にサービスガンの変更を正式発表していました。
 そのガンとは…"FN 509 MRD-LE" という初耳(私がです...)のマイクロ・レッド・ドットサイト付LE専用モデルとのことです。 このモデルは2015年に決定された米軍次期正式拳銃トライアルではSIG P320に敗れましたが、その後LE向けに特化し開発したようです。

 LAPDのサービスガンとは、オフィサー達が勤務中に携帯するハンドガン(拳銃)で、デューティーガンとも呼ばれますが、正式決定後はアカデミーの卒業生から支給され、その後は修理や部品の供給などがLAPDのガンメンテナンス部門において無償で受けることができるとのことです。また、既存オフィサーも自費購入が可能とのことですが、変更前のサービスガンはその後も任意で携帯することができるほか、1911系などもHQが承認した認可ガンとして携帯が可能とのことです。
 LAPDのサービスガンは、1989年にそれまで長年使用されてきたリボルバー(S&W M-10や15など)からセミオートマチックのベレッタ92Fに変更、その後2002年にグロック17(or 22)、そして2015年にS&W M&Pに変更になったばかりでしたが、何故か?ワンクール5年契約で終了してしまったようです。
 現在一般に販売されているFN 509 MRDは約730ドルのようですが、サービスガンに採用されるには価格も大きな要因となるようで、この時期に米軍採用のSIG P320とならなかったのは、高額なROMEO1取付けでは価格が折り合わなかったのでしょうか??
 ちなみに、LAPD勤続25年目Sgt.-llの友人は今日現在この変更情報を知らなかったそうです!? しかも、オフィスの同僚はトレーニング・ディビィジョンなのに.....?! とジョークぽっく嘆いていました。この友人は現在でも1996年奉職時に支給されたベレッタ92Fを携帯していますが、現チーフ・ムーアを始めベテランオフィサーには多いようです。
 その理由として、友人はセフティー(サム or グリップ)の付いていないハンドガンに装填して携帯するのは嫌だとのことで、その例としてグロックやM&Pによる暴発事故や、さらに2020年9月真夜中にハーバーステーションにおいてデスク・オフィサーが暴漢にアタックされ格闘の末不覚にも携帯していたベレッタ92Fを奪われ、暴漢がその場でオフィサーに向けてトリガーを3・4回引いたのですがサムセフティーがかかっていたため被弾せず軽傷で済んだという事象があったなどのためとのことです。 なお、この暴漢は直後に確保され奪われた拳銃は取り戻したとのことでしたが、このデスク・オフィサーはベテランであるがゆえサムスナップのみの旧式ホルスターであったことも要因の一つだったようです.....たしか友人もサムスナップホルスターでしたが....。
  

Posted by Kent Space at 15:02Comments(2)From U.S.A.

2021年07月18日

LASDのグランドファザーリング!?

 LAPDのグランドファザーリング(以下:GF)については、これまでに何回か取り上げてきましたが、LASDにも同じようなシステムがあるようです。ちなみにLASDではLAPDとは異なり原則としてバッジナンバーはリサイクル使用しています。
 1988年9月から30年間LASDに奉職し、2019年3月にリタイアするためデェピュティー・ビジャミルは貸与されていたバッジ#7173とIDカードを返納するためご子息と共にLASDの職員サービスセンターに出向きました。
 ご子息は2015年からLASDに奉職しており、既にバッジ#6187を貸与されていましたが、父親のリタイアにあたりバッジ#7173を継承するため同行したとのことです。なお、父親はリタイア後リザーブデェピュティーとして年間120日間勤務するとのことです。
Source of Photo by The Signal

 左側が父親のバッジ#7173(エンテンマン社製)、右側がご子息のバッジ#6187(訂正:エンテンマン社製)で下部は父親所有のミレニアム記念バッジ(エドジョーンズ社製)。

 この記事中の余談によると、LASDでは最初のバッジが支給される時点でリサイクル使用されるバッジナンバーの1桁ナンバーが切望され、次に2桁と3桁ナンバーの要望が多いとのこと。また、以前バッジ#666を支給されそうになったデェピュティーはそのナンバーが新約聖書の黙示録で『獣(けもの)』とされているため他のナンバーを求めたそうです。

 さて、次の画像はLASDの某担当部署の机の引き出しに保管されているリタイアしたバッジ達ですが、今後の利用については不明です.....欲しい.....。

  

Posted by Kent Space at 18:23Comments(4)From U.S.A.