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Posted by ミリタリーブログ at

2013年03月25日

第68回 ビクトリーショー

 第68回 ビクトリーショーが3月31日(日)開催されます! ”Kent Space” も懲りずに参加しますので、是非ご来場ください。
 ミリタリーイベントのビクトリーショーで、唯一アメリカンポリス一筋?で参加しています! しかし、趣味の延長から参加している素人のため、行き届かないところが多々あるかとは思いますが、同好の士とお許しください.....。
 今回は、今年1月の渡米で入手してきたLAPDアイテムを中心に取り揃えましたので、どうぞご覧ください。ただし、すべて少量入手ですので、「売り切れ御免!」となりますことを、あらかじめご了承ください。
 それでは、会場でお逢いしましょう!

◎第68回 ビクトリーショー(ミリタリーイベント)
 2013年3月31日(日)午前10時30分から午後5時まで
 会場:東京都立産業貿易センター浜松町館 3・4階
 〒105-0022東京都港区海岸1-7-8 TEL:03-3434-4242
 ホームページ:http://www.sams-militariya.com/l.html
☆Kent Spaceは、4階 A-8ブース(正面入り口からまっすぐ、突き当りを左に曲がって右側6ブース目です)。
  

Posted by Kent Space at 16:25Comments(0)ビクトリーショー

2013年03月16日

Movie Prop Badges #9

 バッジではなく、脇役になるピンズの話です。先に“END OF WATCH”でも2種類のピンズに触れましたが、ほかにポリスドラマで気になるピンズが2つありました。
 ひとつは“COLD CASE”つながりになりますが、John Finn演じるLt. John Stillmanがいつもスーツのラペルに着けているピンです。小さすぎて、ストップモーションにしてみても確認することが難しく、遂に解った時には、ドラマは終了してしまいました…...あれはポリス関係のピンではなく、ルテナント・スティルマンの前歴を示すものでした……それは、米陸軍特殊部隊グリーンベレーの記章ピンだったのです。彼がベトナム戦争中に軍人であったことはドラマの中にも出てきますが、PPDのルテナントになってもプライドを持って勤務中に着けていたのでした。




 リムの辺りが少し異なりますが、この記章ではないでしょうか。



 もうひとつは“CSI:NY”(正確にはNYPDの場合、CSI=Crime Scene Investigatorsではなくて、CSU=Crime Scene Unit です)のGary Sinise演じるDet. Mac Taylorがジャケットのラペルに着けているピンです。こちらの方は画面でも確認できるし、レプリカも出現しているくらいに知られていますので、ご存じの方も多いと思います。サンバーストシールドの中にDとBが重なるように配されていますが、これは“DETECTIVE BUREAU”(刑事局とでも訳せるでしょうか?)の頭文字を配したようです。このピンは、実際に存在するものですが、オフィシャルなものではなく仲間内で作製した、いわばクラブピンズのようなもののようです。
 画像は、左側は“Law & Order”(1990~2010年まで20シーズンの長きにわたり放送された伝説のドラマですが、詳しくは、後日NYPDのプロップバッジの項で触れます)、の今は亡きJerry Orbach演ずるDet. Lennie Briscoeですが、既にDBピンを着けています。彼は1992年から亡くなる2004年まで出演しており、CSI:NYが2004年からですから、既にDBピンは2004年以前には存在していたと思われます。
 2人のピンの違いが判るでしょうか?画像の縮尺も多少違うかもしれませんし、ピンが小さすぎて判り難いと思いますが、CSI:NYの方がサイズが大きく見えませんか?
 それは、多分シリアスドラマ系の“Law & Order”の方が実物で、“CSI:NY”の方はプロップだからではないでしょうか……? “CSI:NY”の方は、サイズを実物より少し大きくし、さらに、色も鮮やかにし、画面をとおして観た時に目立つよう作ったのではないでしょうか。というのも次の画像を見ると……。




 この画像のピンズは、左端がNYPDの現役Det.から譲っていただいたもので、真中は“CSI:NY”のプロップ、右端はそのレプリカです。プロップがエポ研ぎによりハードエナメル風仕上げで一番出来がよく、次にレプリカがソフトエナメル仕様ですが、色もはっきりしています。実物はネービーカラーのバックグラウンドも、Bのグリーンカラーも共に濃すぎて分り難く、そして一番チープな仕上がりに見えます……?


  

Posted by Kent Space at 16:22Comments(2)Movie & TV

2013年03月14日

Movie Prop Badges #8

 残念ながら終了してしまいましたが、CBS系で2003~2010年までの7シーズン、156エピソード放送された“Cold Case”は好きな番組でした。というのも現代のフィラデルフィアを舞台にしながら、私の生まれたころから、そのまた昔まで遡り、ファッションや音楽まで楽しませてくれたからです。
 主人公のDetective Lilly Rushを演じたKathryn Morrisが好みのタイプ?だったこともありますが、毎回どの時代に遡るのか楽しみにしていました.
 肝心のプロップ関係ですが、ユニフォームオフィサーのブレストバッジ、ショルダーパッチやパトカーのデカールなどは実物似でしたが、こと、ディテクティブ・バッジに関しては“似て非なる”ものでした。
 多分、実物のフィラデルフィア市警察(以下PPD)ディテクティブ(以下Det.)・バッジのサイズが小さいので画面映りが冴えないため、あえて大きくしたということもあるのでしょうが、サイズを大きくしただけではなく、イーグルトップ・シールドは踏襲したものの、デザイン・サイズ共、ミシガン州警察タイプを使用したのではないかと思われます。 ミシガン州警察バッジのデザイン・サイズは同州内のデトロイト市警察(以下DPD)なども使用していますが、PPDのDet.バッジとはサイズ・デザイン共異なっています。
 実物のPPDバッジは、現在のFBIバッジとサイズ・デザインともほぼ同じで、どちらが先か論争もあるのですが、PPDは市警察としては全米でもっとも古く組織されたと言われており、FBIが現在と似たデザインのバッジを採用したのが1924年ですので、PPDの方が早かったという話はまんざらでもなく、私も米国のコレクターからいただいた資料に「FBIが現在のバッジを採用するときに、PPDのDet.バッジを参考にしたが、連邦組織の強みで、逆にPPD側にバッジデザインを変更するよう要請したところ、PPD側に拒否された」という説明があったと記憶しているのですが、今回その資料は見つかりませんでした……。
 また、PPDのディテクティブ・ランクはLAPDやNYPDなどとは異なり、CORPORALランクと同等という以外は、制服(ユニフォーム)を着用することはなく、公式なセレモニーにもスーツなどの私服で出席するため、そのバッジが制服に着けられることはないそうです。
 さて、この画像で、ラッシュ刑事が掲げているPPDのプロップバッジは実物より大きく、ミシガン州&デトロイト市警察タイプに見えます。やはり、バッジケースにプロテクタータブは付いていません......。
その下段は、ミシガン州警察バッジです。
http://www.youtube.com/watch?v=Zc6egOcKoYw




 この画像は、実物PPD・Det.バッジとDPDバッジのサイズを比較したものです。



 次の画像は、左側が1960年代のもので、当時のFBIバッジ納品メーカーであったROBBINS CO.製(1970年にバッジ製造部門をBlackinton社に売却)、右側が1980年以降のもので、両方とも実物デパートメント・イシュー(制式支給品)のPPD・Det.バッジです。両バッジ共、裏側に小さめのピンとバージェス・セフティーキャッチが付いており、これは実物FBIバッジにも共通していますが、ワレットクリップ付のものはセカンドバッジかレプリカバッジとなります。また、バッジの反りはゆるめの左右反りで、裏側にメーカーホールマーク(HM)の刻印はなく、コントロールナンバーのみが必ず刻印されていますが、これも実物FBIバッジと共通しています。



 PPDバッジはランクごとにデザイン・サイズなどが異なりますが、先に記したように、ディテクティブ・ランクバッジは制服に着けられることはないとのことです。




 同じPPDを舞台にし、2011年からABC系で放送している“Body of Proof”、ストーリーは面白いのですが、残念ながらPPDのディテクティブ・プロップバッジにはまったく気を使ってないため“似ても似つかない”モノでした……。


  

Posted by Kent Space at 14:17Comments(0)Kent CollectionMovie & TV

2013年03月10日

Movie Prop Badges #こぼれ話.....?

 ここで、少し本筋から離れますが、わかる人達?には解る話をひとつ.....。
 これまで添付したプロップバッジ達の画像を見て「何か変だな?」とか「何か足りない」と思われた方いませんか?
 スクリーンや画面で、ヒーロー達がかっこよく、ポリスバッジを取り出す場面に見入ってしまう方も多いのではないかと思いますが、何か足りないのです......?プロップバッジの出来がイマイチ......なのは別として.....また、バッジクリップやネックストラップなども別として.....そうです、バッジワレットを掲げるシーンです......??
 バッジワレットもしくはバッジケースとは、日本式に例えると「警察手帳」なのですが、何か足りないのです.....それは何か?......それはプロテクタータブです......IDカードが入っている部分を金属バッジから保護するための革製のプロテクタータブが付いていないのです。
 このプロテクタータブは、実際のアメリカンポリスのバッジケースには、必ず付いているもので、通常ケースには、ブレストバッジか裏にピンのないフラットバッジが納められていますが、バッジは金属製であり凹凸もあるため、毎日胸ポケットあるいはヒップポケットなどに入れていると、IDカードを入れている部分のプラスティック板を傷つけるばかりか、IDカード自体を傷つけてしまうこともあるため、絶対に必要なのです。
 ではなぜ、スクリーンなどに登場するバッジケースには付いていない、と言うより取り去っているのか.....? それは「かっこよくないから」だそうです.....これは以前、米国で映画関係に従事しているバッジコレクターに聞いた話ですから、信憑性はあると思います。
 ヒーロー達がバッジケースをオープンしバッジを掲げる場面で、プロテクタータブが邪魔してバッジやIDカードを覆ってしまわないよう、いちいち指などでタブを除けていたのでは「かっこわるい」からだそうです。たしかに、ヒーロー達は日常的にバッジを携帯しているのではなく「見せ場」で開帳するだけですから、スマートに片手で「かっこよく」バッジを掲げないと見栄えも悪いことは理解できます......が、ポリスフリークは、こんな些細なことにも違和感を感じてしまうのでした.....。

 「こぼれ話」の「コボレバナシ」ですが、某国警察組織で1935年から使用されていた身分証明書を手帳形式の旧タイプから、2002年にアメリカ式?に、金属バッジを付属させたタイプに変更したのですが......このバッジの出来は別として、縦型で「かっこよく」パラリとバッジとIDカードを掲げられる画期的な??モノへ変更したのでした。 というか、したつもり?でしたが、多分、「カンカンガクガク」色々検討されたのでしょうが、最終的にはアメリカンポリスムービーの大ファンの担当者?のアイデアが採用されたのでしょうか.....? なんと、映画などで掲げるバッジケースにはプロテクタータブが取り去ってあったのを、知ってか知らずか、付属させなかったのです(しかも、その後、某国麻薬取締官も「右へならい!」したばかりか、我国の隣の某大国もパクッってしまったのでした......)。 モチロン、認識していて付けなかったとも考えられます......が、この新タイプ採用後、現場からの苦情?からか、ビニール製?の保護ケースが出回ったり、バッジの凹凸を減少させるべく改良したりしたことは、事実のようです.....。 どちらにしても、アメリカンポリスムービーファンと思われる担当者には罪はないのでしょうが......!?

※参考画像は、アメリカンポリスのバッジ&IDカードケース達ですが、”必ず”プロテクタータブは付属しています。なお、バッジとIDカード以外は、縦型・横型、プロテクタータブの取り付け位置などは、オフィサーの好みで自費購入します。また、勤務終了後、ブレストバッジをいちいち取り外してケースに入れる手間を考慮して、セカンドバッジやフラットバッジを認めているところも多くありますが、LAPDでは2005年まで、SFPDでは2008年頃まで、セカンドバッジやフラットバッジの所持を許可していませんでした。現在では、申請し、自分の所属署納品を条件に、自費で購入することができますが、私は、その価格を聞いて、ただただ「ガックリ」して寝込んでしまうのでした.......。



  

Posted by Kent Space at 20:03Comments(1)Kent CollectionMovie & TV

2013年03月09日

Movie Prop Badges #7

 次は、日本では馴染みが薄いのですが、“The Streets of San Francisco”(邦題:サンフランシスコ捜査線)を取り上げます。
 本国アメリカでは1972~1977年まで5シーズン120エピソードがABCから放送され、1992年にはリメイクされていますが、今は亡きKarl Malden演じるSFPDのLt. Mike Stoneと、この作品が出世作になったといわれているMichael Douglas演じる Insp. Steve Kellerのコンビが活躍するサンフランシスコが舞台のTVシリーズでした。日本でも1975年にNET(現在のテレビ朝日)において放送されたようですが、短期間で終了してしまったようです。また、2008年には、版権を持ったCBSによりリメイクされる話があったようですが、実現したという情報が得られませんでした。
 このドラマに使用された2種類のプロップバッジは、同時期に製作されたダーティーハリーとは異なり、実物に限りなく近い仕様でした。しかも、実物のバッジを納品しているI&J社が製作したといわれており、ナンバーをハードエナメルに変更しているほかは実物同様でした。
 アメリカでは、映画やTVドラマで使用された小道具を終了後オークションに出すことがよくあるのですが、この番組のプロップバッジも番組終了後コレクターの手に渡り、その後1997年頃に再度オークションに出品されたのですが、当時私にもアメリカのコレクターから「興味ないか?」と連絡がありました。しかし、この番組を知らなかったため、入札はしませんでしたが、後日各$800で落札されたという記事を見つけました。
 さらに後日談があり、昨年サンフランシスコで開催された小規模のポリスコレクターズショーに非売品としてこのプロップバッジがディスプレイされていたことを知り、持ち主と話をしたかった.....そして、ついでにバッジの裏面ホールマークを確認したかったな~と切に思ってしまいました......。
http://www.youtube.com/watch?v=RRaB1aJ_Adw




 この番組のバッジを含め、プロップバッジがオークションにて高額で落札されているという記事です。なんと、ダイハードでブルース ウィリスが使用したNYPD Det.バッジが$10,350で落札されたとの記載もあります.......。



 そして昨年サンフランシスコで開催されたポリスコレクターズショーにディスプレイされていたプロップバッジとIDカードです。前項でマイケルダグラスが掲げているIDカードと顔写真が違うのは、放送シーズンの違いからくるものと思われます。
 なお、このIDカードはSFPDが実物を提供したといわれており、チーフのサイン(なんとゴム印です)も当時(Donald M. Scott)のもので、印刷されている薄いブルーのセブンポイントスターも文字や市章が入っており、ダーティーハリーのIDカードのように印影だけでは?ないことがわかります。また、当時のIDカードは紙製をパウチしたものでしたが、現在はデザインを変えクレジットカードのようなプラスティック製になっています。



  

Posted by Kent Space at 17:53Comments(0)Movie & TV

2013年03月06日

Movie Prop Badges #6

 次は、"Hawaii Five-O" を取り上げます。しかも2010年からなんと42年ぶりにリメイクされシーズン3までCBSで放送されています。この"Hawaii Five-O" というのは、ハワイ州知事直属の組織ということになっていますが、実際は存在せず、架空の組織ということになりますが、協力関係にあるホノルル市警察(HPD)は実在の組織です。
 まず、私の世代は、主役のSteve McGarrettをJack Lord が演じ、1968~1980年まで12シーズンにわたり279エピソードもCBSで放送されたファーストバージョンが"Hawaii Five-O" そのものといえます。
 ドラマで使用されたプロップバッジとしては、"Hawaii Five-O" は架空の組織ですので、バッジ自体もドラマ用に作られたものですが、肝心のドラマへの登場は少なかったように記憶しています。このプロップバッジは、主演のJack LordがSUN Badge社に作製を依頼し、ドラマの主な関係者にプレゼントしたといわれていますが、現在ではコレクター間で希少品とされており、2012年に米国のオークションに出品され2234ドルという高値で落札されたとか.....!?
 また、ドラマによく登場していたホノルル市警察は、当時ドラマはオールハワイロケであったこともあり、ホノルル市全面協力で、現役のHPDオフィサー達がエキストラ出演していたとのことで、実物のHPDバッジ達を見ることができます。
 画像は、左側がファーストバージョンで使用されたサンバッジ社製のものですが、その後、多量に流出したタイワン製レプリカバッジよりサイズは小型となっています。右側は、2010年からのバージョンで、ドラマにも頻繁に登場しますが、ブラッキントン社製です。デザインは概ね踏襲されていますが、サイズが大きくなり“FIVE-O”のパネルはストレートで、リバースエナメル仕様に変更されています。
http://www.youtube.com/watch?v=AepyGm9Me6w
http://www.youtube.com/watch?v=Tf8WbkPAHtk



 さらにシーズン2以降はスミス&ウォーレン社製に変更になりました。 そのプロップバッジに関わった元ホノルルPDオフィサーから入手した現行バージョンプロップバッジですが、裏面はフラットバックで、しっかりと”PROP BADGE”と刻印されています。



 ドラマによく登場するホノルル市警察ですが、ファーストバージョンでは、実物のバッジ、パッチやパトカーなどが登場していましたが、2010年バージョンでは、バッジ、パッチとパトカーのドアデカールなどは全くのプロップ仕様となりました。しかし、両作品とも、ハワイ州及びホノルル市の全面協力を得て製作されているそうです。
 画像の左側が、ブラッキントン社製実物LIEUTENANTランクバッジで、右側はスミス&ウォーレン社製の2010年バージョンのプロップバッジですが、裏面にやはりしっかりと”PROP BADGE”と刻印されています。



  

Posted by Kent Space at 16:27Comments(3)Kent CollectionMovie & TV

2013年03月03日

Movie Prop Badges #5

 ポリスアクションムービーで1作目公開後シリーズ化される場合が多いようですが、それだけ観客をひきつける魅力があるからではないでしょうか。
 シリーズ化の先駆けとなったダーティー ハリーシリーズは1971~1988年までに5シリーズ、ビバリーヒルズ コップは1984~1994年までに3シリーズ、その後2009年頃にシリーズ4作目の製作が話題になりましたが、実現はしていないようです。
 シリーズ化されたポリスアクションムービーとしては、1987年公開のリーサル ウェポンと、1988年公開のダイ ハード シリーズは、前者が1998年までに4作、後者にいたっては、シリーズ5作目にあたる最新作が日本でも公開中と、本人たちの年齢を忘すれさせる?活躍ですが、アメリカの警察は日本のように“定年”がないところが多いので、ハリー キャラハン刑事にもう一度活躍してほしいと願うのは私だけでしょうか......。
 さて、画像の1段目はリーサル ウェポン1作目に登場したMel Gibson演じるDetective Martin Riggsのプロップバッジです(ランクパネルやナンバーパネルなどの文字がシール貼りのように見えるのと、実物が”LOS ANGELS POLICE”と表記されているパネルは”LAPD”となっています)。2段目はダイハード2に登場したBruce Willis演じるJohn McClaneのプロップバッジです。たしか、1作目はNYPDのDETECTIVEだったはずですが、何故か2作目は、説明もなくLAPDへ転職?していました。その後、3作目ではNYPDにカムバック?し、LIEUTENANTに昇任しています.....??各パネルはシール貼りではないようですが、シティーシール下のパネルは”LOS ANGELES”となっており”POLICE”の文字がないようです。
 1980年も後半になると、映画などにLAPDのバッジが登場する場合でも、イーグルトップシールドではなく、実物と同じオーバルシールドが使用されるようになったようですが(一説によるとLAPDがバッジデザインの意匠登録更新を忘れたためともいわれています)、まだまだ、シールドの反りが実物と同じ”椀曲”ではなく、左右曲りでした。3段目は、実物DETECTIVEランクバッジです。
http://www.youtube.com/watch?v=dUlfNMTc6Xc
http://www.youtube.com/watch?v=gUg4gWjOgXs




※トリビア : ちなみに、LAPDでは、ランクごとにバッジナンバーを割り当てており、現行DETECTIVEランクは4千番代、OFFICERランクは2万番代、SERGEANTランクは4千番代、LIEUTENANTランクは2千番代、CAPTAINランクは8百番代ですが、LAPD独特のGrandfatherringという習慣が認められており、自分の父親や祖父などが着用していたバッジの着用が認められているほか、今年1月渡米時に、昇任時にたまたま保管されていたナンバーが2桁の古い4ピースバッジをピックアップし着用しているLIEUTENANTを私はこの目と耳で確認しています。職員管理などにはバッジナンバーとは別にシリアルナンバーを使用しており、現在5桁、3万番代となっています。
 CHPでは、バッジナンバーイコールシリアルナンバーとなっており、在職中変わることはありません。SFPDでもバッジナンバーは在職中変わりませんが、リサイクル使用されています。なお、NYPDのバッジナンバー使用は確認していません。  

Posted by Kent Space at 17:05Comments(1)Kent CollectionMovie & TV

2013年03月01日

Movie Prop Badges #4

 私はできる限り、映画はロードショーで観たいのですが、ハッピーエンドが好みであるため、アメリカンポリスアクションムービーもできれば『勧善懲悪』の『ハッピーエンド』がベストですので、この1984年公開の”BEVERLY HILLS COP”も好きな映画のひとつです。
 また、DETROIT PDとBEVERLY HILLS PDという2つの警察が登場するのも、ポリスフリークとしては興味津々で、特にBEVERLY HILLS PDはそれまでの映画に登場することはなかったので、尚更でした。
 この映画に登場するBHPDオフィサーのユニフォーム、ショルダーパッチは実物同様でしたが、バッジはよーく見るとプロップバッジでした。
 Judge Reinhold演じるDetective Billy Rosewoodが掲げているバッジは遠目から見たときは、実物ソックリにみえましたが、その後プロダクションを通じてオークションなどで流出したプロップバッジを見てみると“似て非なる”ものでした......。しかも、小道具係手作り感あふれるもので、ブルーエナメルは手塗りらしく均一でなく、バッジナンバーはシール貼りで、“BEVERLY HILLS”とは表示されてなくただ“BHPD”となっているだけでした。どうも、映画はTVシリーズのように数多く、また、連続して製作するわけではない場合で、バッジの登場が少ない場合は、小道具係手作りのようです.....。
 バッジ画像左側がSUN Badge社製実物BHPDバッジで、右側がプロップバッジです。雰囲気はつかんでいますね.....。
http://www.youtube.com/watch?v=XQGi4eB3RZI



  

Posted by Kent Space at 15:07Comments(0)Kent CollectionMovie & TV