2020年02月29日

SFPDバッジナンバーの大発見?!

 昨夜ケーブルテレビで懐かしい映画を観てしまいました.....。
 その映画とは1988年公開のザ・プレシディオ(邦題:プレシディオの男たち)で、公開当時ロードショーで観ていましたが、ついつい最後まで観賞してしまいました。
 この映画はサンフランシスコ市にあったプレシディオ米軍基地(1994年閉鎖)を舞台に、基地の厳格なMP中佐と元部下で現在はSFPDのインスペクターになっている男との葛藤を描いています。 このインスペクター役には若き頃のマーク・ハーモン、中佐にはショーン・コネリーという豪華な配役で、さらに中佐の娘役は私がファンだったメグ・ライアンでしたので、なおさら再観してしまったのでした。
 しかし、ただ懐かしく観ていたのではなく 『大発見 ?!』 をしてしまったのです.....。



 さて、その大発見とは.....なんと劇中に登場するSFPDインスペクターバッジのナンバーなのです。 横開きのバッジワレット(しかも珍しくバッジプロテクトタブ付き)に装着されたプロップのインスペクターバッジは実物より少し大きめでフォントも異なるようですが、ナンバーは凸版別パーツのようで実物に似せています。
 次の画像は見難いのですが、画面ではナンバーがはっきり読み取れました!
 そのナンバーとは ”2211” ......これでピンときた方は 「ポリスムービーマニア!!」 と呼ばせていただきます.....と偉そうに言ってしまいましたが、そうです ”ダーティー・ハリー” のインスペクター・キャラハンのバッジナンバーなのであります !!
 制作会社は異なりますが、偉大な先輩ポリスムービーへのリスペクトを込めたのではないでしょうか !?。



 画像の左側がI&J社製実物バッジでナンバーは10Kゴールド別パーツです。右側はダーティー・ハリーで使用されたプロップバッジですが、手造り感満載ですね。



 ほかにも、実物に似せたプロップバッジはありましたが、ナンバー別パーツ仕様はなかったようです。
 左側はTVドラマ ”ストリート・オブ・サンフランシスコ”(1972-1973・日本未公開)で使用されたもので、ハンドエングローブの施された極上仕様ですがナンバーはブルーハードエナメルです。右側はインスペクターランクではありませんが TVドラマ ”モンク(邦題:名探偵モンク)”(2002-2009) のストットルマイヤー警部のワンメイクと思われるサイズ大きめのプロップバッジです。



 最後はTVドラマ "ナッシュ・ブリッジス”(1996-2001) で使用されたプロップバッジで、左はナッシュの#22バッジで銃で撃たれ弾丸がヒットしたバージョンですが、ナンバーが剥がれたらしい?跡があります。右側はエバンの#3222バッジで、ソフトエナメル仕様のようです。


  

Posted by Kent Space at 17:39Comments(7)Movie & TV

2020年02月24日

CPDなりすましポリス.....?!

 2020年2月23日未明、シカゴ市警ギャングユニットと第011地区所属のオフィサー達は、ポリスなりすまし装備を所持していた被疑者2名を逮捕した。
 CPDバッジパッチを取り付けたボディーアーマーを始め、拳銃3丁、弾丸フル充填のマガジン複数、無線機、ボディーカメラ、ガスマスク、ナイロンリグのほか装甲貫通弾が込められたライフルマガジンなどを所持していた。
 はたして警察官になりすまし何をしようとしていたのか.....市警は今後も継続して事実関係などの捜査にあたるとのこと。

Photo by CHICAGO POLICE DEPT.

  

Posted by Kent Space at 15:43Comments(2)From U.S.A.

2020年02月16日

ATFスペシャルエージェントの災難?!

 2014年のある日、南カリフォルニアの湖で釣りをしていた男性が干ばつで露出していた所で古いバックパックを拾い重い中身を取り出してみると、拳銃、財布、腕時計、ページャー(邦名:ポケットベル)とクラスリングなどが出てきたとのことです。
 拾い主はすぐに湖を管轄するLASDのデュピティーに届けたところ財布の中にはバッジが入っており、これは1972年から2002年まで使用されていたATFスペシャルエージェントのもので、同じく財布にあった1992年のカードカレンダーから22年が経過していると思われました。
 落とし主はすぐに見つかたそうですが、彼によると1992年に友人と釣りをするためこの湖を訪れたが車に銃や財布を置いていけないので、バックパックに入れてボートに持ち込んだところ、釣り中にボートがゆれてバックパックが落ち湖底に沈んでしまい発見できずに終わってしまったとのことでした。
 今回の発見で落とし主は 「自分の話が検証されたので嬉しかった」 と語ったとのことですが、銃を取り締まるATFに所属している自分が銃とバッジを紛失してしまったことでの喪失感は如何ほどのものだったでしょうか?




  

Posted by Kent Space at 17:48Comments(2)From U.S.A.

2020年02月09日

続:連邦系リタイヤードバッジ

 前回FBIのリタイヤードバッジについて取り上げましたが、その後 「他の連邦職員も同じように退職時にバッヂを盾にしたりするのでしょうか?」 という読者のコメントをいただきましたので、少し拾ってみました。
 全米の連邦系を含めたLE組織ではリタイヤードバッジの取り扱いについては、いくつかの例があるようです。 ①PDなどでリタイヤードパネルの付いた支給バッジと異なるバッジを組織負担で支給する。 ②支給されていたバッジに自費でリタイヤードパネルを取り付けるかルーサイトに封入したバッジを許可する(現行LAPD)。 ➂PDなどでは支給せず、自費で製作する。などがあるようですが、FBIは携帯用は自費購入で、支給バッジを封入したプレークを支給(自己負担かは不明)しているようです。
 他の連邦系LE組織は支給バッジは返納し、新たにリタイヤードパネルの付いた専用バッジを支給している場合が多く見受けられました。
 次の画像左側は現行前のシークレットサービス(俗称:コフィン=棺桶)バッジで、右側はUSマーシャルバッジですが、支給バッジと異なる専用バッジです。


 次の画像は現行DEAのリタイヤードバッジ&IDカードです。 支給バッジにリタイヤードパネルを後付けしているようですが、この方が本人も嬉しいですし、安上がり?ではあります.....。




  

Posted by Kent Space at 23:21Comments(5)From U.S.A.

2020年02月02日

FBI リタイヤード・プラーク

 以前にもFBIバッジについて取り上げ(2014/8/31)、イシュー(支給)バッジは退職後に返納する旨お伝えしてしまいましたが、さにあらず、FBのマニアックグループへのリタイヤードFBIスペシャルエージェントからの投稿で、なんとリタイヤード・プラーク(退職記念盾)にイシューバッジがIDカードと供に封入され退職記念品として手渡されていることが分かりました。
 次の画像左側上部にセットされているのが支給されていたバッジで、裏面のピンの有無や取付け方法は不明ですが長年苦楽を共にしたバッジは記念盾として本人に贈呈されているようです。 また、バッジの下部に4個あるのは”サービスキー”と呼ばれるもので、14Kゴールド製で勤続期間により贈くられたものとのことです。 最下部にはバッジナンバーが表記されていますが、支給バッジの裏面にもこのバッジナンバーだけが刻印されているとのことです。


 次の画像は、上記とは別のプラークでバッジ部分を拡大したものですが、取り付けられたイシューバッジの下部などに摩耗と思われる部分が覗えます。


 普段携帯できるリタイアバッジは支給されないため、自費でサン社(支給バッジ製造メーカーではない)に身分証明のうえオーダーできるとのことですが、以前にもお伝えしたようにサン社刻印入りの偽造バッジが出回っているので注意が必要です。 その見分け方はRETIREDの文字が本物はブルーハードエナメルで偽造品はソフトエナメル仕様であるほか、バッジ周囲のデザインを勘違いからか土堤状にしてしまっている点やピンでなくクリップ仕様など全体の仕上げもお粗末です。
 まずは実物サン社製FBIリタイヤードバッジ


 そして実物と偽り数多く出回っている偽造バッジ。 女神(レディ・ジャスティス)のお姿にも品位が感じられませんね。



  

Posted by Kent Space at 20:07Comments(10)From U.S.A.

2020年01月26日

ブルー ブラッド アゲイン !!

 『BLUE BLOODS (邦題:ブルー ブラッド 〜NYPD家族の絆〜』 は、以前にも(2013/4/13・2014/10/10)取り上げ、シーズン1・2で放送&DVDが止まってしまったことを嘆きましたが、遂に日本での放送が復活することになりました !!
 本国では現在シーズン10が放送中という長寿番組になっていますが、復活放送はFOX HDにおいてシーズン1からになるようです。


  

Posted by Kent Space at 19:03Comments(0)Movie & TV

2020年01月19日

LAPDベテラン トレーニング オフィサー

 ここに一人のベテラントレーニングオフィサーがいます。 この画像は2020年1月17日に挙行されたクラス8-19のルーキーオフィサー達の卒業式での一コマですが、私はこのPO-Ⅲの 『腰のモノ』 に注目してしまいました!?
 そーなんです、スウィベルホルスターに収まっているS&W(M-67か?)のリボルバー式拳銃(以下:リボルバー)が凛々と輝いて?いるのです!!
 LAPDでは1987年にそれまでユニフォームオフィサーのサービスガン(支給拳銃)であったリボルバーをセミオートのベレッタ92F・9ミリ拳銃に変更した後も、それまでに採用されていたオフィサーでリボルバーを携行することを希望する場合は認可していました。その後サービスガンは2005年にグロック17or22、2015年には現在のS&W M&P9となっていますが、どっこい嬉しいことに相変わらずリボルバーを携行しているベテランオフィサーが存在しているのです。
Photo by LAPD


 かのNYPDでも1993年にサービスガンをリボルバーからセミオートマチックに変更しています。 しかし、その後もリボルバーの携行を認めていましたが、2018年8月をもって全ユニフォームオフィサーのサービスガンをセミオートに変更することを決定していました。 ちなみにその時点でリボルバーを携行していたベテランオフィサーは150名も残っていたそうですが、3日間の移行課程を受講してグロック17 Gen-4かSIG P226 DAOのいずれかを選択できたとのことです..... 現在ではあのストラップもついていない拳銃サック(たまにペンホルダーが付いていた)姿を見ることは叶わなくなってしまいました......寂しい限りではあります。


  

Posted by Kent Space at 18:27Comments(2)From U.S.A.

2020年01月13日

ありがとうございました!!

 1月12日(日)開催の 『第92回 ビクトリーショー』 ”Kent Space” ブースにお越しいただいた皆様ありがとうございました!

 今回もPCAJのメンバーや仲間達の協力により無事終了することができました!
 いつものことなのですが、お待たせしたり、ご希望のアイテムがなかったり、サイズがなかったり......などなど、至らないところも多々あったかと思いますが、同好の志ということでお許しください。
 我ブースにお立ち寄りいただいた皆さんと U.S. ポリスバッジなどについてのお話ができることが至極の楽しみなのですが、最近は 「ブログ見てます」 と声をかけていただくこともあり、大いに励まされています!
 
 次回2020年5月4日(月曜日・祝日)開催予定の第93回 ビクトリーショーへも体調を整え参戦したいと思っています。


  

2020年01月05日

第92回 ビクトリーショー 2020年1月12日(日曜日)のみ参戦します !!

 ”Kent Space” は、第92回 ビクトリーショー 2020年1月12日(日曜日)のみ参戦しますので、是非ご来場ください !!
  ミリタリーイベントのビクトリーショーで、アメリカンポリス一筋で参加してきました ! とは言っても、趣味の延長から参加している素人のため、行き届かないところが多々あるかとは思いますが、同好の士とお許しください.....。

 去年4月の渡米で入手してきたLAPDのレアなアイテムなどのほか、パッチ類、キャップなどを取り揃えました!
 モチロン! 実物&レプリカのバッジも取り扱っています !! なお、実物バッジの価格は値下げ相談可です.....! ただし、すべて少量入手ですので、「売り切れ御免!」となりますことを、お許しください.......!?
※VHB社製のLAPDブレスト&ハットバッジに興味のある方は店主にお声がけください!

 まずは、 LAPDアカデミーオフィサーズショップでも現役オフィサーしか購入できない実物バイクチーム(自転車隊)ポロシャツ、最新のレイドTシャツ半袖・長袖に加え、今回5.11製レイドジャケットを少量入手することができました。 なお、アカデミーショップのマネージャー交代による販売方針変更のため、今後の入手は未定です。

 ★貴方のLAPDバッジを造ってみませんか!?★
 ランク・センターシール・PDタイトル・ナンバーがブランク(空欄)のLAPD風バッジにパソコンなどでプリントしたシールを貼って自分独自のバッジを造ることができます! ※両側がブランクバッジで真ん中は作例です。

 次に、DEAミュージアム・ショップから取り寄せた実物キャップ、バッジパッチ、Tシャツ、パラコード・キーチェーンなどのほか、連邦系法執行機関の実物パッチやレプリカバッジなどを少量取り揃えています。
 なお、DEAグッズにはミュージアムショップ オリジナルのバッジシールが付いてます !

 さらに、TVポリスドラマファンならご存知! ”メンタリスト” に登場したCBI(カリフォルニア州犯罪捜査局)の米国実物バッジメーカー製プロップ仕様バッジ&バッジクリップセットを1点のみ取り寄せました

 さらにさらに、今回の渡米で一般販売されていないサンバッジ社製のLAPDフラットバッジ用縦型ケースのシティーホール&文字の金箔刻印有りと無刻印の2種類を少量入手してきました!★なんと少しの加工でブレストバッジもセット可能です !!★
 そして、忘れちゃいけない!新たに取り寄せたモノやお得意様から依頼されたグッズなどが入荷しています!!

◎忘れていました !! 今回の渡米でLAPDオフィサー御用達のホワイトT-シャツを少量入手(USサイズ:S・M各2枚)してきました!! どこが違うのか.....首回りの締りです !? なお、日本国内では入手困難のメーカー製です。

 今回、LAPD現役の友人からLAPD実物グッズを入手しました! 使用感アリアリのものから新品同様のデッドストック品などの一点モノです。
 LAPD旧レイドジャケット(デッドストック新同・USサイズ:M・日本サイズ:L)、ビアンキ製タクティカルリグ(中古品:ホルスター:92F用、ベルト、マガジンケース、カフケース、アンダーベルト)、ショルダーホルスター(中古品:92F用、マガジンポウチ、カフケース付)。

 左側はタイタンクロス・ウインタージャケット(中古品・USサイズ:S・日本サイズ:M)、右側SWAT使用ガスマスク(新品:LAPDラベル付)とフィルター(未開封ですが使用期限切れ)。

 NYPDデューティーウインタージャケット(新品:ウエストレングス、パッチ付、USサイズ:L、日本サイズ:LL、1着のみ)

 さらにアメリカ海軍空母フライトクルーのグリーンベスト、タートルネックシャツ、イヤマフ付ヘルメット3点セット(中古品)。

 アメリカ軍パイロット用ノーメックスフライトスーツ・CWU-27/P(中古品、砂漠仕様タンカラー、階級章付、USサイズ:42R・・2着のみ)。

 ★Kent Spaceでお買い上げいただいたUSポリスグッズはアメリカ合衆国内(グアム、サイパン含む)への持ち込みは厳禁です★

※”Kent Space” ブースは7階ミリタリーフロアのG(E)-12:南側(S)で入口から左側窓沿い一番奥ですが、いつもと違う階になっています。

☆第92回 ビクトリーショー(ミリタリーイベント)
  〇開 催 日: 2020年1月12日(日曜日)のみ
  〇開催時間: 午前10時30分から午後5時まで 【※ただしKent Spaceは午後4時30分まで】
  〇会   場 : 都立産業貿易センター台東館 5・6・7階
           東京都台東区花川戸2-6-5 TEL:(03)3844-6190
  〇ホームページ:http://www.sams-militariya.com/docs/vshow.html
  

Posted by Kent Space at 23:15Comments(0)ビクトリーショー

2020年01月01日

2020年 明けましておめでとうございます!!

 今年こそ穏やかな一年でありますように!! 
 1964年の東京オリンピック時に私は東京都内の区立中学生でしたが、観衆の少ない競技観戦に行かされた思い出があります。
 2度目の東京オリンピックを迎えられるなんて 『長生きして良かった』 のでしょうか?.....チケット抽選登録もしませんでしたが前回のような心の高まりが起きないのは歳のせいでしょうか?!
 さて、新年早々開催される 『第92回 ビクトリーショー』 の2020年1月12日(日曜日)のみ参戦するため体調を整えつつ、今後も 「読んでもらえる」 文章を綴っていければと思っていますので、懲りずにご笑読いただければ幸いです!




  

Posted by Kent Space at 00:51Comments(0)新年

2019年12月22日

BOSCH & CAPTAIN....?!

 ある月曜日の朝8時、LAPDハリウッド ディビジョンのコマンド オフィスでキャプテン・ルーリーが勤務しています。


 と、そこへディテェクティブ・ボッシュが何事か訴えに来たようです.....オッと.....キャプテン・ルーリーは実在のハリウッド ディビジョンのボスで、ディテェクティブ・ボッシュはポリス ドラマの俳優さん.....?!
 これはLAPDのPR動画キャプテンズ コーナーでの一コマですが、実際にストーリー中に取り込まれているのかは2020年放映予定のシーズン6で確認できるのでしょうか?
 https://www.youtube.com/watch?v=D6Ga8zF02G8


 さらに、次の動画はセットではなく実際のハリウッド ディビジョンで撮影しているようですが、それにしても、アメリカンポリスはいつものことながら粋なことをしますね。

https://www.youtube.com/watch?v=ZEOKo-NcCvs


  

Posted by Kent Space at 21:58Comments(2)From U.S.A.

2019年12月15日

LAPD新時代のきざし!?

 LAPDでは既にBMWの小型電気自動車を連絡車両として採用していましたが、今度はついにPCとしての採用を目途に試用し始めたようです。
 今回は、TVシリーズ 『ボッシュ』 でお馴染みのハリウッドDiv. に試用配置されたようです。
Photo by LAPD


 早速、ベテラン達の間では 「BMW小型車を下取りに出したの?」 や 「悪者に忍び寄るには最適です」 などのジョークが飛び交っているようですが、現実ではジョークで終わらない事態が発生していたようです。
 それは、サンフランシスコ近郊のフリーモントPDに採用されていたテスラPCがベイエリアにおいて容疑車両を時速110マイル(約177キロ)で10マイル(約16キロ)追跡していたところバッテリー切れになってしまい確保できなかったということのようです。
 いずれにしても試用車両はテスラSのようですが、現況では75,000ドル(約820万円)の高級車?ともいえるPCが採用されるか否は今後のなりゆき次第なのかもしれません.....?!。
Photo by FPD


  

Posted by Kent Space at 15:26Comments(2)From U.S.A.

2019年12月08日

LAPD 150周年記念 ミュージアム イベント

 現地5日木曜日にLAPD150周年記念のラストイベントがLAPDミュージアムで盛大に開催されました。午後にはアダム12のケント・マッコード氏を始め往年のTVポリスドラマで活躍したアクター&アクトレスが駆けつけたようです!


 ミュージアム駐車場には会場までサイレンを鳴らしながらパレードしてきた20台を超える歴代のパトロールカーが配され、さらに前面道路を封鎖して各分署などのテントブースを設営したほか、なんとASDのチョッパーまで展示しています!
Photo by LAPD Museum & VLAC








  

Posted by Kent Space at 16:03Comments(2)From U.S.A.

2019年12月01日

LAPDベテランとルーキーの嘆き.....?!

 次の動画は、LAPDアカデミー・クラス5‐10(2010年5月入校生)の入校から卒業までを追ったLAタイムスのドキュメントです。
https://www.youtube.com/watch?v=tSzQ0D0Sp-o
 その中で、ルーキー達に新品のデューティーリグ(腰回り装備品:以下リグ)を支給する場面がありますが、S社の樹脂製ホルスター以外はA社の本革製品のようです。しかし、この動画をFBのLAPDベテラン達のグループに投稿したメンバーは、「この動画は既にビンテージと見なすことができます。現在は本革製のリグを支給しなくなってしまった.....」 と嘆いています。
 なぜかというと、LAPDでは5年位前からルーキーに支給するリグを本革製からB社(現在B社はS社の傘下)の合成革製に変更してしまったためでした。そういえば、アカデミーのオフィサーズショップにもA社リグの取り扱いが少なくなった代わりに、全リグをディスプレイしたB社のコーナーが出現していました。
 次の画像は、現在支給されているB社の合成革製リグの一部ですが、私の世代で言う 『ビニール感?』 アリアリなのです。しかも、価格は本革製より高いのです。


 しかし、嘆いているのはベテランばかりではなく、合成革製リグを支給されたルーキー達からも出てきており、それは耐久性についてでした。
 次の画像、赤丸印の部分が使用している間に劣化し裂けてきてしまうようです。


 確かに合成革製品は手入れが楽なのかもしれません.....それに比べ本革製品は定期的な手入れが必要ですが、毎日着用しその激務に耐えられなければ本末転倒なのではないでしょうか.....。
 次の画像は、20年以上前に購入したS社の合成革製のホルスター達で、本革部分はほとんど手入れもしていないのにほぼそのままですが、合成革部分の表面はひび割れ剥がれ落ちるほか白粉が発生するなど激しく劣化しており、醜い姿となっていました。


   

Posted by Kent Space at 15:30Comments(0)From U.S.A.

2019年11月24日

LAPD Movie & TV Series

 前回LAPDを題材にした映画を取り上げましたが、今回も気になる映画とTVシリーズを取り上げてみたいと思います。

 まずは 『シティ ライズ』 という1990年代後半に 『ノートリアスB.I.G.とトゥパック殺害事件』 の捜査を題材にしたシリアス映画ですが、主人公の実在したLAPDデェテクティブに扮したのはジョニー・デップで、彼のこれまでになかった役どころとなっています。
https://www.youtube.com/watch?v=Lh7LXa8pk64


 しかし、しかし 米国では2018年9月に公開される予定でしたが、撮影中に発生した主演のジョニー・デップがらみの暴力事件?などにより公開が無期延期されてしまい、現在まで予定がたっていないようです.....?!
 何故かイタリアのみ2019年1月に公開されたようですが、早急に問題を解決し、我が国でも公開してほしいものです!


 次は 『アンソルヴド:未解決ファイルを開いて』 というTVシリーズで、米国では2018年に全10話で放映されたようです。
 こちらも 『シティ ライズ』 と同じ事件を基に実在する2名のLAPDデェテクティブが登場するシリアスドラマですが、その内の1名は 『シティ ライズ』 でジョニー・デップが演じたLAPDデェテクティブです。
 こちらは、我が国でもネットフリックスで視聴できますので、これから観たいと思います!
(追伸:「これから観る!」 と宣言?してから即全10話イッキ観してしまいました!? 題材になった事件はLAPDの悪夢である 『ランパートスキャンダル』 に登場するダーティーコップ達もからんでおり、登場人物がほぼ実在・実名であるばかりか、容姿もソックリさん達が演じています。ウイキペディアで事件や関係する人物などを見比べながら観賞すると更に事件に入り込めます.....。)
https://www.youtube.com/watch?v=LypX9r33GZY


  

Posted by Kent Space at 16:58Comments(0)Movie & TV

2019年11月17日

CROWN VIC.....?!

 PCAJのメンバーKさんから 「こんな映画があるようです」 とメールをもらいましたので、早速ググってみたところ.....。
 LAPDを題材にした映画ですが 『CROWN VIC』 といえば言わずと知れた米警察ご用達のPCで、これを原題にしたところが何とも興味をそそられます。
 本国では今年4月に公開され既にDVDも発売されているようですが、有名どころの俳優さんが出演していないのとシリアス系なので日本公開は難しいかもしれません.....?
https://www.youtube.com/watch?v=EZ3CFfA7BkM





  

Posted by Kent Space at 19:15Comments(0)Movie & TV

2019年11月09日

前LAPDチーフ、何の因果か.....?!

 昨日7日までは 『噂』 ということでしたが、現地8日金曜日に記者会見が行われ、前LAPDチーフ・ベックがシカゴ市警察(以下シカゴPD)制服組のトップであるINTERIM(暫定)スーパーインテンデント(以下SPINT)ランクに就任することが発表されました。
 シカゴPD勤続31年の前SPINT・ジョンソンは7日に辞任を発表(正式には年末まで在任)しましたが、任期を残しながら突然辞任することになった理由については直近でのDUI(酒気帯び運転)の疑いなどがあるようですが、正式には公表されていません。
 さて、昨年6月に約40年間のLAPD生活を退任してから1年、今回白羽の矢が立ち暫定SPINTに指名されたベック氏ですが、シカゴPDはNYPDに次ぐ全米第2位の規模で、第3位のLAPDよりもオフィーサー数が約4,000名多く、殺人事件だけでも約2倍という現実の中で善戦を期待したいところですが前途多難なのではないでしょうか。 一つ心強いのは、今年LAPDを退任したばかりの前デェピュティー・チーフ2名(そのうちの一人は日系のデニス・カトウ氏)がシカゴPDの顧問に就任していることでしょうか。
 次の画像は8日の記者発表で、中央ベック氏の左側が前SPINT・ジョンソン、右側の女性が現シカゴ市長です。
Photo by Chicago Tribune

  

Posted by Kent Space at 15:49Comments(0)From U.S.A.

2019年11月02日

LASDの熊さん達 !?

 以前にも取り上げたことがありますが、LASD(ロサンゼルス郡保安局)の6ポイントスターの真ん中に鎮座まします熊さんは現行デザインになってからも製造メーカーの変更や同じメーカーでも容姿を変えています。
 次の4パターンの熊さん達の製造メーカーがお判りになりますでしょうか?


 とFBのマニアックグループに投稿したところ直ちに正しい回答がありましたが、さすが米国のコレクターは奥が深いと感心しました!
 上から1段目は旧エンテンマン社製、2段目は1999年頃の短期間製造契約を得たサン社製、3段目は2010年頃から容姿デザインを変更し現行に至っているエンテンマン社製でここまではデパートメントイシューですが、最下段の足長?熊さんはEDジョーンズ社製で現在までにイシューになったことはなく、サンプルや記念バッジに使用されたほかプロップバッジなどに使用されたようです。


  

Posted by Kent Space at 16:18Comments(2)Kent Collection

2019年10月27日

続:LAPD 150周年 アニバーサーリー・バッジ の憂鬱.....?!

 前々回取り上げたLAPD 150周年記念バッジがサン社製であることは既にお知らせしましたが、バッジ裏面のHMを見た瞬間に疑問が生じてしまったのでした ?!
 この記念バッジの構想は該当年の2019年に入ってからであったようで、そのため年当初からの発行とはならなかったとのことですが、サン社HMの製造年を表すアルファベット記号が ”AK” となっており、これは2017年製ということになりハテナ?となってしまうのでした.....はたして、その真相は如何に......!?

  

Posted by Kent Space at 16:29Comments(0)From U.S.A.

2019年10月06日

2019 ジャック・ウェッブ・アワード

 先月27日にLAPPR(LAPD職員共済組合)主催の "ジャック ウェッブ・アワード(以下:JWA)" が開催されました。 このセレモニーでは毎年LAPDに功績のあった人物を表彰していますが、今年は4名がノミネートされました。
 その中に ケンジ イナバ という日系人がいましたが、彼は、USC(南加大)の優秀な外傷外科医であるとともに、LAPDのクラス I リザーブオフィサーでもあり、さらに昨年新設されたLAPDの "1st Chief Surgeon(警察医長)" にも任命されています。
 チーフ・ムーアからJWAトロフィーを授与されている ドクター・ケンジ イナバ
Photo by LAPD Museum


 昨年6月、当時のチーフ・ベックから警察医長に任命されています。https://www.youtube.com/watch?v=NesNXbB157k
Photo by LAPD


 タイトルの "ジャック ウェッブ" は伝説のポリスドラマで、全米で多くの警察官を誕生させたと言われている "ドラグネット" と "アダム-12" の脚本家であり、さらにドラグネットでは主役の "サージャント・ジョー フライデー" を演じるなどLAPDとは深いつながりがあり、歴代のLAPDチーフとも懇意でした。 今回の式典当日、102歳になるジャック ウェッブの未亡人が招待されていました。
 左側は当時のチーフ・パーカー(1905〜1966)、右側がジャック ウェッブ(1920〜1982)でドラマで使用する実物サージャントランク #714 バッジを貸与されています。



  

Posted by Kent Space at 15:30Comments(2)From U.S.A.