2022年12月18日

続々々:LAPD New Service Gun-④

 我らがメンバーからLAPDニューサービスガンに関するニュースが報告されましたので、既にご存知の方もいるかと思いますが、4回目として取り上げました。
 まず、LAPDアカデミーを卒業したルーキー(米陸軍の略綬を5本付けたツワモノで、LAPDシューティングメダルのエキスパート受章者ですね)の画像ですが、真新しいSL社製合成皮革リグのカイデックス・ホルスター(多分SL社製?)に収まっている腰のモノに気づかれましたでしょうか?
Photo by LAPD

 2021年8月にサービスガンの変更を発表していましたが、その後トレーニングオフィサー達へのレクチャーも済み、遂に12月16日にアカデミーを卒業したクラス7-22(2022年7月入校)ルーキー達にFN509 MRD-LEを支給開始したようです。 前週12月9日に卒業したクラス6-22(2022年6月入校)はM&Pが支給されていたので、記念すべきクラスとなったのですが、MRD(マイクロ・レッド・ドットサイト)をルーキー全員が使いこなせるようになるのかは今後の課題となるのではないでしょうか ?!
Photo by LAPD


Photo by FN

  

Posted by Kent Space at 22:04Comments(7)From U.S.A.

2022年09月28日

ありがとうございました!!

 9月25日(日)開催の 『第100回 ビクトリーショー』 ”Kent Space” ブースにお越しいただいた皆様ありがとうございました!

 今回も老体に鞭打ちながら、PCAJのメンバーや仲間達の協力により無事終了することができました!
 いつものことなのですが、お待たせしたり、ご希望のアイテムがなかったり、サイズがなかったり......などなど、至らないところも多々あったかと思いますが、同好の志ということでお許しください。
 我ブースにお立ち寄りいただいた皆さんと U.S. ポリスバッジなどについてのお話ができることが至極の楽しみなのですが、 「ミリブロ見てます」 と声をかけていただくこともあり、大いに励まされています!

 

  

2022年09月18日

第100回 ビクトリーショーに参戦します!!

 ”Kent Space” は、第92回ビクトリーショー以来しばらく参戦していなかったのですが、9月25日(日) 開催予定の第100回ビクトリーショーに仲間達の協力を得て参戦することになりましたので、是非ご来場ください !!
  ミリタリーイベントのビクトリーショーで、アメリカンポリス一筋で参加してきました ! とは言っても、趣味の延長から参加している素人のため、行き届かないところが多々あるかとは思いますが、同好の士とお許しください.....。

 しばらく渡米できていませんが、現地の友人の協力で少量入手できた実物LAPDのレアなアイテムなどのほか、パッチ類、キャップなどを取り揃えていました!

久々の参戦を記念して一部アイテムの『在庫一掃セール』を実施します!! モノによっては半額になっているアイテムあり!!☆

 モチロン! 実物&レプリカのバッジも取り扱っています !! なお、実物バッジの価格は値下げ相談可です.....! ただし、すべて少量入手ですので、「売り切れ御免!」となりますことを、お許しください.......!?
◎VHB社1968年と2006年リザーブオフィサー用実物ダイ使用ののLAPDブレスト&ハットバッジに興味のある方は店主にお声がけください!
 さらに、一般販売されていないサンバッジ社製のLAPDフラットバッジ用縦型ケースのシティーホール&文字の金箔刻印有りと無刻印の2種類が少量在庫しています!★なんと少しの加工でブレストバッジもセット可能です !!★

 まずは、 LAPDアカデミーオフィサーズショップでも現役オフィサーしか購入できない実物バイクチーム(自転車隊)ポロシャツ、最新の実物レイドTシャツ半袖・長袖(USAサイズ L/M/S、実物ですので背中にPOLICEの文字がはいっています)を少量入手することができましたが、諸般の事情により今後の入手は不可能になってしまいましたので、在庫限りとなります。

 ★貴方のLAPDバッジを造ってみませんか!?★
 ランク・センターシール・PDタイトル・ナンバーがブランク(空欄)のLAPD風バッジにパソコンなどでプリントしたシールを貼って自分独自のバッジを造ることができます! ※両側がブランクバッジで真ん中は作例です。

 次に、DEAミュージアム・ショップから取り寄せた実物キャップ、バッジパッチ、Tシャツ、パラコード・キーチェーンなどのほか、連邦系法執行機関の実物パッチやレプリカバッジなどを少量取り揃えています。
 なお、DEAグッズにはミュージアムショップ オリジナルのバッジシールが付いてます !

◎秘蔵アイテム放出!!現在入手困難となったエリートフォース製1/6サイズLASDとNYPDオフィサーのフィギア各1点(外箱はスレ有)!

 忘れていました !! LAPDオフィサー御用達のホワイトT-シャツを少量入手(USサイズ:S・M各2枚)してきました!! どこが違うのか.....首回りの締りです !? なお、日本国内では入手困難のメーカー製です。

◎そして、忘れちゃいけない!新たに取り寄せたモノやお得意様から依頼されたグッズなどが入荷しています!!

 NYPDデューティーウインタージャケット(新品:ウエストレングス、パッチ付、USサイズ:L、日本サイズ:LL、1着のみ)

 さらにアメリカ海軍空母フライトクルーのグリーンベスト、タートルネックシャツ、イヤマフ付ヘルメット3点セット(中古品)。

 アメリカ軍パイロット用ノーメックスフライトスーツ・CWU-27/P(中古品、砂漠仕様タンカラー、階級章付、USサイズ:42R・・2着のみ)。

★Kent Spaceでお買い上げいただいたUSポリスグッズはアメリカ合衆国内(グアム、サイパン含む)への持ち込みは厳禁です★

☆COVID-19感染防止のためマスク着用、消毒等にご協力ください!☆

☆”Kent Space” ブースは4階ミリタリーフロアのC-9で入口から中央通路一番奥です。☆

☆第92回 ビクトリーショー(ミリタリーイベント)
  〇開 催 日: 2022年9月25日(日曜日)
  〇開催時間: 午前10時30分から午後4時30分まで 【※ただしKent Spaceは午後4時まで】
  〇会  場 : 都立産業貿易センター浜松町館 4・5階
         東京都港区海岸1-7-1
  〇ホームページ:http://www.sams-militariya.com
  

Posted by Kent Space at 19:50Comments(2)ビクトリーショー

2022年09月11日

続々:LAPD New Service Gun-③

 昨年8月10日にLAPDがS&W M&Pに替わるサービスガンとして正式発表し、その後10000丁の納品契約が結ばれたFN509 MRD-LEですが、PCAJメンバーから既にキャリーしているオフィサーがいるとの情報をもらいました。
 この件については、2021年8月13日と2022年5月23日アップの当ブログでお伝えしていましたが、本年5月にアカデミーを卒業したルーキー達には支給されていなかったようなのに、なんとトレーニングオフィサーでもなく、ルーキーでもないモーターサイクルオフィサーが今年7月に撮影された画像でFN509 MRD-LEをキャリーしているのです!
 サファリランド社製と思われる、MRD(マイクロ・レッド・サイト)取付専用ホルスターに確かに間違いなく、FN509 MRD-LEが鎮座ましましておりますが、なぜかデューティ・リグにタクティカル用ホルスターを取り付けているようです。
 なぜ、ルーキーではなくベテランオフィサーが既にキャリーしているのかは不明ですが、多分このオフィサーはルーキー時にはグロックを支給されていると思われますので、サービスガンの変更を申請し許可されたということでしょうか?
 それにしても、サービスガンへのドット・サイト取り付けはLAPDでは初めてのことで、慣れるまでにはある程度の訓練が必要と思われますが如何に!?

Photo by J. Donaway

※ 2020年1月12日開催の第92回ビクトリーショー以来しばらく参戦していなかったのですが、9月25日(日) 開催予定の第100回ビクトリーショーに仲間達の協力を得て参戦する予定です!!
  

Posted by Kent Space at 22:34Comments(4)From U.S.A.

2022年06月12日

LAPD Duty Rig

 米国のLEO達のデューティ・リグ(腰回り)は、時代と共に携帯する装備品なども変わってきているようですが、その総重量も増加しているようです。
 LAPDでも70年代初頭頃までは、サービスガン(リボルバーに6発装弾)、予備弾12発、ハンドカフ(1組)と木製バトンなど位で、約20ポンド(10キロ)以下であったものが、現在では、セミオートガン(フラッシュライト付)、予備マガジン2・3組、ハンドカフ(2組=オフィサーランク)、催涙スプレー(1組)、テーザー、無線機、トンファーバトンなどで、総重量30ポンド(約14キロ)から40ポンド(約18キロ)を装着しているとのことです(追記:APX8000の下部にあるのは『HOBBLE』という拘束補助具です)。
 デューティ・リグの素材も革製から合成皮革製に変更されてきており、サムブラウンベルト最大の特徴である金属製バックルも樹脂製に変更しているPDも出てきており若干軽量化が図られているようですが、しかし、勤務中14~18キロのリグを装着してパトロールし、容疑者追跡で爆走&格闘するのは当然腰に多大な負担がかかり腰痛を発症させ、これを通称 『サムブラウン・バック(腰)』 と呼び、オフィサー達の持病とも言われているようです。

LAPDルーキーオフィサーのデューティ・リグ(まだ個人購入品はなく全て支給品のようです)



  

Posted by Kent Space at 18:33Comments(7)From U.S.A.

2022年05月23日

続:LAPD New Service Gun-②

  昨年8月にLAPD次期正式サービスガンとして採用決定(2021年8月13日既報)となったFN509 MRD-LEが、今年1月から必要数を順次納品することになったようです。 
 今年の5月7日にLAPDアカデミーを卒業したクラス10-21(2021年10月入校)のルーキー達はS&W M&P 9を携帯していますので、今年1月以降に入校したカデット(生徒)からFN509 MRD-LEが支給されることになるかもしれません。
 採用が正式決定されてから以降アカデミーのガントレーニングオフィサー達へのレクチャーなども済み、その後はカデット達の本格的なトレーニングが開始されているのでしょう。 しかし、マイクロ・レッド・ドットサイト付きガンの操作やエイミングに慣れるのは苦労するかもしれません?!
 トレーニングオフィサー達のシューティング。
Photo by FN America


 サファリランド社製ドットサイト付き対応のデューティーホルスター。





  

Posted by Kent Space at 01:10Comments(0)From U.S.A.

2022年05月08日

メタルボタン !?

 LAPDのユニフォームシャツに欠かせないモノと言えば、左胸にオーバルシールドバッジ、右胸にネームプレートそして…胸ポケットとエポーレットの4か所にメタルボタンですね。
 LAPDのメタルボタン現行はシルバー(S)カラーですが1970年まではゴールドカラーで、サージャント以上のハイランクは1970年以降もゴールド(G)カラーのメタルボタンを着用していたようです。
 現在メタルボタンは、ユニフォームシャツだけではなくレギュレーションハットのチンストラップ用(耳章)と以前のMCオフィサー用ヘルメットに使用されています。
 次の画像はLAPDのメタルボタンですが、左端は1970年まで使用されたGカラー、次は現行のユニフォームシャツ用Sカラー(いぶし銀)、次も表面は同じですが裏面はスクリューポストが付いているヘルメット用、次は割ピン月の制帽用、そして右端はデザインは同じですが、いぶし銀ではなく磨き(グロス)仕上げで、元々はホーナーガード(儀仗隊)用のユニフォームに使用するために2000年代中期頃作られたものです。 しかし、何故か若いオフィサーが通常のユニフォームシャツに着用し始め、今ではベテランオフィサーまで着用しているのが見受けられます。 流行りですかね‥‥?!


 ユニフォームシャツにメタルボタンを取り付けることをレギュレーションにしているのはLAPDだけではなく、LA域内のLAスクールPD(
(LAPD用を流用)、LAXPD(GカラーのPボタン)などのほか、ビバリーヒルズPD(Gカラーオリジナル)などで使用されています。
 ほかにもダラスPDなどはポケットフラップとエポーレットの4か所だけではなく、前ボタン全てに使用していますが、NYPDにおいても1972年にスレートブルーカラーのシャツに変更になる前は現行と同じネービーカラーシャツにポケットフラップ、エポーレットと前ボタン全部がGカラーメタルボタンでした。
 次の画像左端はLAFDのユニフォームジャケット用、次はLASDのユニフォームジャケット用、次はNYPDのユニフォームジャケット用次はSFPDのユニフォームシャツ用、次のG&Sカラー2個はいわゆる”P”ボタンでオリジナルデザインを持たないPDなどが使用しますが、”S”ボタンというのもありシェリフやセキュリティ用として使用されているようです。
 しかし、このメタルボタンはユニフォームシャツに縫い付けられているのではなく、割ピンで止められておりクリーニングに出すたびに外し、着用時に取り付けるという面倒さがあるため、採用を止めたPDもあるようです。


 さて、前々回に取り上げた 『ある連邦捜査官の持ち物』 ですが、プロの持ち物ということで 『揃えてみたい‥‥』 という欲求にかられ、入手できるものを探ってみた結果は‥‥こんなことになりました。パラコード類は自分で編んでみましたが、グロックはもちろんフォールディング&ヴィクトリノクスナイフとリストウオッチなどは無理でした‥‥リップクリームは次回の渡米時に!

  

Posted by Kent Space at 23:56Comments(2)From U.S.A.

2022年03月20日

あるデェテェクティブの持ち物.....

 前回は、現代の連邦系捜査官でしたが 今回は、1930年代後半のLAPDデェテェクティブの持ち物を探ってみました。
 ただし、約80年前なのでメーカーや型番などは全ては探れませんでしたが、いくつか調べてみました。


 上段左端は、フラッシュライトで当時ポピュラーなウインチェスター製かもしれません。 次は、当時のオフィサー必携の『ビリー クラブ』、『ブラックジャック』や『スラップジャック』などと呼ばれた携帯用鈍器で先端に鉛を仕込み皮革に包まれており、急所を狙えば一撃で気絶させるほどの威力があったようです。 その右はやはり必携の職務マニュアルと縦長メモ用紙&筆記具のようです。
 右端はデェテェクティブのサービスガンであるS&W M-10 2インチモデルと思われますが、コルト・デェテェクティブ・スペシャルもサービスガンで下段には38スペシャルの予備弾を12発携帯していたようです。


 次は、1940年代のピアレス社製ハンドカフで、現行のものより重量がありました。
 その下段は、通称レッドカード(1930's~1967年まで)と呼ばれたLAPDのIDカードとシリーズ5バッジですが、1940年には現行のシリーズ6バッジにデザイン変更されました。


 最後に下段左端は、盗難車両一覧表のようですが、当時は毎日更新された一覧表がパトカーやデェテェクティブに配付されていたとのことです。パトカーには一覧表専用のパネルが設置してあり一見車載用パソコンのようですが全くのアナログです。

  

Posted by Kent Space at 22:37Comments(3)From U.S.A.

2022年02月20日

ある連邦系捜査官の持ち物.....

 次の画像は米国の 『ある連邦系捜査官』 の持ち物達とのことですが.....。
 


 この画像からメーカーなどを探ってみました。
 まず、左端上の使い込まれた小型ナイフはヴィクトリノクス・パイオニア・ALOX・ブラックモデルのようですが、キーリングが付いているのでソルジャーではなく、また現行品のXではなく旧タイプのようです。
 次は、US・LE必携のiPhoneですがサイズからiPhone 5cと思われますが、Otter BOXの耐衝撃ディフェンダーシリーズのケースを使用しています。 続いてのパラコード ブレスレットのメーカーは不明ですが、スタンダードなロスコ製でしょうか?。 その左端はストリームライト・マイクロストリーム・フラッシュライトのようですが、自分で編んだのでしょうかパラコードが結ばれています。
 サングラスは、オークリー・ガスカン・ミリタリー・ブラックのようです。 次の、フォールディングナイフはベンチメイド・523SBK・TANTO・プレシディオ・ブラックの旧タイプのようですが、ナイフ用のパラコードランヤードに騎士ヘルメットアクセサリーを結んでいます。
 サービスガンは言わずと知れたグロック19 ジェネレーション4ですね。 その下のレザーマンツールはスクォート・Ps4のようです。
 次は、アメリカ人必携のリップバーム(邦名:リップクリーム)はポピュラーなサンバームのココナッツフレーバーのようです。
 そして、ベゼル付きの腕時計ですが、画像が不鮮明なこともあり、あらゆる方法からしつこくネット検索してもたどり着くことはできませんでしたので、判った方はコメントでお知らせくだされば、追記させていただきます。(コメントをいただき2022/4/2に下記のとおり追記しました)
 最後に控えしは、ボーカープラス・ヴォックス・アクセスツールで偶然私も所有していましたが、全長約8センチという小型ながらチタン製で5つの機能を持つマルチツールで、車のグラスブレイカーも付いているため私は車のカギに取り付けています。
 さて、調べてみた結果やはりUSエリート フェデラル エージェントに相応しいAクラスの持ち物ばかりとお見受けしましたが、読者の皆さんも実銃以外をそろえてみてはいかがでしょうか。




 この記事掲載してから1か月以上経過しましたが、なんとコメントをいただき腕時計が判明しました!
 ”タグホイヤー フォーミュラ1 グランドデイト スモールセコンド クオーツメンズ” でしたが、現行のカタログにはありませんので廃盤モデルのようです。
 探し当てコメントしていただいた、丸坊主大輔さんありがとうございました!!(追記:2022/4/2)



  

Posted by Kent Space at 18:52Comments(3)From U.S.A.

2022年02月09日

SUPER BOWL LVI

 LASDのシェリフ・ビラヌエバがアメフトのロサンゼルス・ラムズのキャップを被っているところですが、その胸にはカレント(現行)ではないバッジが輝いています。
 そうです、ロサンゼルス(以下LA)に隣接するイングルウッドのSoFiスタジアムで2022年2月13日(日本時間2月14日)に開催される "第56回スーパーボウル" の記念バッジなのです。
Photo by LASD


 スタジアムがLA近郊であるため、LASDなど協力して警備にあたる域内のPD・FDなどが記念バッジを作製したようですが、その取扱いルールは各PDなどによって異なるようです。
 まず、LASDは任意($158.98・自費)で購入したデェピュティーは3月中まで着用することができるようですが、期限後は自費($85.15)でルーサイト封入しなければならないようです(どこかで聞いたような.....)。 LACFDでは自費で購入したにもかかわらず、着用することはできず最初からルーサイト封入したものしか購入できないようです(バッジ代+ルーサイト封入費=$244.13)。


 "スーパーボウル" は野球の "ワールドシリーズ" を抜く全米一の人気で、チケットはプラチナ価格となり一般席でも約$6,500(邦貨:715,000円)以上、VIP席ともなると、なんと10万ドル(邦貨1千万円)を超えるともいわれているようです。
 このように全米挙げてのお祭りイベントとなりますので、スタジアムを警備するPDなどで記念バッジを作製するのはとてもアメリカ的ですが、合同警備にあたるLAPDでは作製する気配はないようです。 というのもLAPDは過去に公式の記念バッジは2019年の150周年記念バッジ以外認可されたものはないようで、今回もしかりですが、非公式でも作製してほしいと思うのは私だけではないでしょう.....。
 この記念バッジは "スーパーボウル" だけではなく "ワールドシリーズ" などでも作製されていますが、バッジだけではなくショルダーパッチなども確認することができます。(CHPは2016年時)


 "スーパーボウル" の記念バッジはNFLの承認を受けたメーカーが各PDなどにカタログを送り注文を受け、定型タイプであれば160ドル程度、そのPDオリジナルデザインであれば個数にもよりますが、200ドルを超えてしまうようです。 【私の心のつぶやき.....安い....】
 次の画像は、定型タイプのカタログですが、2016年のCHPは定型タイプを利用したようです。


 さて、コロナ禍も昨年末にはようやく落ち着いたと思ったら、年が明けるころにはオミクロン株が発生してしまい、まだまだ油断できませんので、感染対策を守り慎重に行動しましょう!
 自粛中はファイナルシーズンを迎えた "ボッシュ" をシーズン1から見直すとともに、シーズン2が始まった "ザ・ルーキー" を楽しんでいます。
  

Posted by Kent Space at 19:21Comments(4)From U.S.A.

2022年01月11日

第98回ビクトリーショー参戦取り止めのお知らせ

 昨年末にお知らせした第98回ビクトリーショーの参戦は、残念ですが取り止めることにしました。 次の機会には参加できるよう体調を整えておきたいと思っています。
 時節柄、読者の皆さんも体調管理に留意してください !!

" To Kent, Best of Luck, Kent McCord " at April/25th/2019
  

Posted by Kent Space at 17:47Comments(0)ビクトリーショー

2022年01月01日

一陽来復-2

 今年は普通の日常が戻ってくることを願っています !!

Illustrator by R. Serna

  

Posted by Kent Space at 18:24Comments(2)新年

2021年12月31日

微かな光が見える年の瀬に思う.....

 思うようにならない2年間でしたが、ようやく微かな光が見えてきたようです.....新年1月15・16日に開催される第98回ビクトリーショーに15日土曜日のみ老齢に鞭打ちながら?仲間達の協力を得、参戦することになりました!

 皆さんが穏やかな新年を迎えられることを願っています!!



  

Posted by Kent Space at 23:41Comments(3)ビクトリーショー

2021年10月03日

続:連邦系で気になっていたこと‥‥

 以前からFBIバッジの製造メーカーには諸説あり気になっていましたが、1935年に現行サイズ&デザインに変更後の最初のメーカーが確認できました。
 それは、あるFBIアソシエート・デレクター(以下AD:現行はデェピュティー・デレクター・邦訳:副長官)のリタイヤード・プラークからでしたが、このFBI ADとは伝説的なFBIデレクター(邦訳:長官)であったエドガー・フーバー(在職:1895~1972年)の副長官であったクライド・トルソン氏(在職:1930~1972年・2011年公開の映画 『J. エドガー』 にも登場)のものでした。
 そして、そのプラークに取り付けてあったFBIバッジは裏面のピンとバージェスキャッチを削り取った上、中央にプラーク取付け用のポストを溶接してあるもので、しっかりと一桁#4、HM(製造メーカー名) "ROBBINS CO. ATTLEBORO"(1970年にバッジ製造部門をブラッキントン社が買収)と 『1/10 14K GF』 の金メッキ表示がされていました。
 このメーカーなどについては2014年8月31日投稿の記事で詳しく触れていますが、現行サイズ・デザインのFBIバッジを最初に製造したということで、その後の製造契約メーカーに受け継がれていく、ダイ(金型)をも製造していたということになります。
 このHM刻印についても連邦系の場合、最初に支給されるバッジには入っておらず、再発行されたものにのみ刻印されているとの情報もありますが、現行FBI支給バッジにはナンバーと菱形品質表示のみ刻印されており、ブラッキントン社が製造しているという噂です.....?!


 次の画像左側は、1965年発行のFBIストーリー・ブックの表紙で当時のバッジケースと呈示方法が分かりますが、右側の画像がその実物です。


 現行は、大型ケースの見開き部分に2枚のIDカードとバッジクリップのようですが、それ以前には表面にバッジを取り付けるタイプもあったようです。


 そして、現行のリタイヤード・プラークは左上に実物支給バッジを固定取り付け、右側には ”RETIRED" 穴あけ処理後のIDカードが配されています。

  

Posted by Kent Space at 17:57Comments(0)From U.S.A.

2021年09月27日

連邦系で気になっていたこと‥‥

 以前から気になっていたのですが、FAMS:フェデラル・エアマーシャル・サービス(邦訳:連邦航空保安官)などの現行バッジナンバーの下部に表記されている "T" について情報が入りました。
 FAMではラージ&スモールサイズ2種類のバッジを支給しており、スモールサイズはフラット仕様でワレット用、ラージサイズは任務中に着用するもので、このラージサイズバッジに "T" 表記されているとのことです。
 そして "T" の意味するところは "TACTICAL"→タクティカル(邦訳:作戦、戦術的な)ということで、任務作戦中に着用するバッジということのようです。



  

Posted by Kent Space at 01:16Comments(2)From U.S.A.

2021年08月13日

LAPD New Service Gun-①

 昨日いつもレアな情報を提供してくれるPCAJのメンバーから 『私がアッと驚く』 ニュースが知らされました!? と言っても既にご存知の方もいると思いますが、LAPDが今月10日にサービスガンの変更を正式発表していました。
 そのガンとは…"FN 509 MRD-LE" という初耳(私がです...)のマイクロ・レッド・ドットサイト付LE専用モデルとのことです。 このモデルは2015年に決定された米軍次期正式拳銃トライアルではSIG P320に敗れましたが、その後LE向けに特化し開発したようです。

 LAPDのサービスガンとは、オフィサー達が勤務中に携帯するハンドガン(拳銃)で、デューティーガンとも呼ばれますが、正式決定後はアカデミーの卒業生から支給され、その後は修理や部品の供給などがLAPDのガンメンテナンス部門において無償で受けることができるとのことです。また、既存オフィサーも自費購入が可能とのことですが、変更前のサービスガンはその後も任意で携帯することができるほか、1911系などもHQが承認した認可ガンとして携帯が可能とのことです。
 LAPDのサービスガンは、1989年にそれまで長年使用されてきたリボルバー(S&W M-10や15など)からセミオートマチックのベレッタ92Fに変更、その後2002年にグロック17(or 22)、そして2015年にS&W M&Pに変更になったばかりでしたが、何故か?ワンクール5年契約で終了してしまったようです。
 現在一般に販売されているFN 509 MRDは約730ドルのようですが、サービスガンに採用されるには価格も大きな要因となるようで、この時期に米軍採用のSIG P320とならなかったのは、高額なROMEO1取付けでは価格が折り合わなかったのでしょうか??
 ちなみに、LAPD勤続25年目Sgt.-llの友人は今日現在この変更情報を知らなかったそうです!? しかも、オフィスの同僚はトレーニング・ディビィジョンなのに.....?! とジョークぽっく嘆いていました。この友人は現在でも1996年奉職時に支給されたベレッタ92Fを携帯していますが、現チーフ・ムーアを始めベテランオフィサーには多いようです。
 その理由として、友人はセフティー(サム or グリップ)の付いていないハンドガンに装填して携帯するのは嫌だとのことで、その例としてグロックやM&Pによる暴発事故や、さらに2020年9月真夜中にハーバーステーションにおいてデスク・オフィサーが暴漢にアタックされ格闘の末不覚にも携帯していたベレッタ92Fを奪われ、暴漢がその場でオフィサーに向けてトリガーを3・4回引いたのですがサムセフティーがかかっていたため被弾せず軽傷で済んだという事象があったなどのためとのことです。 なお、この暴漢は直後に確保され奪われた拳銃は取り戻したとのことでしたが、このデスク・オフィサーはベテランであるがゆえサムスナップのみの旧式ホルスターであったことも要因の一つだったようです.....たしか友人もサムスナップホルスターでしたが....。
  

Posted by Kent Space at 15:02Comments(2)From U.S.A.

2021年07月18日

LASDのグランドファザーリング!?

 LAPDのグランドファザーリング(以下:GF)については、これまでに何回か取り上げてきましたが、LASDにも同じようなシステムがあるようです。ちなみにLASDではLAPDとは異なり原則としてバッジナンバーはリサイクル使用しています。
 1988年9月から30年間LASDに奉職し、2019年3月にリタイアするためデェピュティー・ビジャミルは貸与されていたバッジ#7173とIDカードを返納するためご子息と共にLASDの職員サービスセンターに出向きました。
 ご子息は2015年からLASDに奉職しており、既にバッジ#6187を貸与されていましたが、父親のリタイアにあたりバッジ#7173を継承するため同行したとのことです。なお、父親はリタイア後リザーブデェピュティーとして年間120日間勤務するとのことです。
Source of Photo by The Signal

 左側が父親のバッジ#7173(エンテンマン社製)、右側がご子息のバッジ#6187(訂正:エンテンマン社製)で下部は父親所有のミレニアム記念バッジ(エドジョーンズ社製)。

 この記事中の余談によると、LASDでは最初のバッジが支給される時点でリサイクル使用されるバッジナンバーの1桁ナンバーが切望され、次に2桁と3桁ナンバーの要望が多いとのこと。また、以前バッジ#666を支給されそうになったデェピュティーはそのナンバーが新約聖書の黙示録で『獣(けもの)』とされているため他のナンバーを求めたそうです。

 さて、次の画像はLASDの某担当部署の机の引き出しに保管されているリタイアしたバッジ達ですが、今後の利用については不明です.....欲しい.....。

  

Posted by Kent Space at 18:23Comments(4)From U.S.A.

2021年07月04日

まだまだ気が抜けません!!

 しばらくご無沙汰してしまいましたが、数少ない読者の皆様お変わりありませんでしょうか?
 当方は高齢者ということもあり外出は極力控え引きこもり生活を続けています。 ワクチン接種もしばらく様子を見ようと思っていたのですが、爺友達の勧めもあり今週一回目を受けることにしました。
 いずれにしても、早く以前のような生活が戻ってくることを願っています。

  

Posted by Kent Space at 21:52Comments(8)From U.S.A.

2021年02月22日

テキサス レインジャーバッジ

 テキサス レインジャー(バッジのタイトルは "テキサス レインジャーズ" ですが部門の正式名称は "テキサス レインジャー ディビジョン" です)については何度か(2015/4/12)(2019/7/7)取り上げていますが、現行の全ランクバッジの画像を入手することができました。
 2018年にサージャントランクを廃止しましたが、その時点でサージャントランクバッジを支給されていたレインジャーはそのまま着用することが容認されているとのことです。
 画像右側のルテナントランクまでのシルバーバッジは1962年以来メキシコ 1947年追加発行の5ペソ純銀貨をベースに加工されています。 中央5種類のゴールドカラーバッジはキャプテン以上のハイランクバッジですが、それまでメキシコ50ペソ純金貨加工バッジを支給していましたが、2018年以降緊縮予算(金相場の変動もありますが邦貨で70万円前後になります)のためか5ペソ純銀貨に24Kゴールドメッキされたバッジに変更されたとのことです。
 左側5種類のハイランクバッジは従来どおりの50ペソ純金貨製ですが、これは個人購入もしくはプレゼンテーション用となったようです。
 ※スタッフ・ルテナントとスタッフ・キャプテンランクは米軍階級の准尉にあたるようです。


  

Posted by Kent Space at 00:33Comments(0)From U.S.A.

2021年02月07日

いつのまにか…SDPD?!

 いつのまにか変わっていたと気が付いたのは最近のことでした.....それはカリフォルニア州サンディエゴ市警察(以下:SDPD)イシューバッジの製造・納品メーカーなのでした。 SDPDバッジはしばらくの間サンバッジ社が製造・納品しているとばっかり思っていましたが、何年か前からブラッキントン社(以下:VHB社)に変更になっていたようです。
 現在のSDPDバッジはシリーズ7でイーグルトップ・ティアドロップ・ゴールドカラーのシールドを1930年から使用しており、LAPDのシリーズ5バッジと同じデザインですが、LAPDが1923年から使用し1940年に現在のオーバルシールドに変更した後、LAPDシリーズ5バッジデザインを使用していたLA近郊の多くのPDが順次オーバルシールドなどに変更していく中、現在でも使用し続けています。
 1996年にはそれまで49年間使用してきた上下タンカラーのユニフォームを、当時執行されたカリフォルニア州のポリス組織(シェリフ組織などは除く)のユニフォームカラー統一規定に準じてネービーカラーに変更した後もバッジのデザインは守り続けています。
 次の画像左側がサン社製で右側が現行VHB社製SDPDバッジです。 デザイン自体は変わっていませんがサイズが若干大きくなったようです。

  

Posted by Kent Space at 18:59Comments(0)From U.S.A.