2013年06月16日
Movie Prop Badges #18
リクエストいただき、お待たせしていた1968年公開の “BULLITT” ですが、残念ながらプロップ・バッジの観点からの収穫はあまりありませんでした......と言うのも、当時SFPDが全面協力していたため、多数のSFPDオフィサー達がエキストラとして出演していたらしく、セリフのないオフィサー達は本物もいたようですので、特にプロップ・バッジの必要はなかったのかもしれません......。 と言っても、全てが本物ということもないでしょうから、プロップのオフィサーバッジも登場していると思われます......??
次に、Steve McQueen 演ずる、主人公 “Lieutenant Frank Bullitt” のプロップバッジですが、彼のバッジが登場するのはラスト間近のSF国際空港のカウンターで電話を借りるときに 『チラッと』 見せる場面のみですので、スターナンバー (SFPDでは、バッジナンバーとは言わずに、IDカードにもスターナンバーと表記しています) も確認できませんし、ネットを検索しても 「彼のスターナンバーは不明である」 とされています。また、同僚の Don Gordon 演ずる Sergeant Delgetti (キャスト上はサージャントとなっていますが、ドア越しに見せたバッジはインスペクターランクでした) についても 偽の容疑者をかくまっていた安モーテルのドア越しと空港カウンターでバッジを見せていますが、これも 『チラッと』 しか登場していないため確認することはできません。
しかし、SFPDの友人などによると、この映画に登場しているハイランクの2-3/4インチ・セブンポイントバッジとIDカードは実物が貸与されたという説があるとのことでした。 たしかに、ハッキリ見せている場面はなく、しかも、大スターのS.マックイーンが主演し、サンフランシスコ市のPRにもなる訳ですから、そんなことがあっても不思議ではないのではないでしょうか......しかも、アメリカですから......!?
http://www.youtube.com/watch?v=oRvESyo-E5M
オフィサー以外のバッジが登場する場面は、次の3回のみです。
まず、安モーテルのドア越しに.....これでは判断は難しいですね......。

そして、SF国際空港カウンターで

プロップバッジについてはあまり成果はなかったのですが、この映画は今観ても全く古さを感じさせないどころか、ストーリー展開・カーチェイスなどのどれをとっても随一といっても過言ではないのではないでしょうか。
特に、SF市全面協力の基、10分53秒にも及ぶカーチェイス場面は、その後のアクション映画に多大なる影響を与えたと言われていますが、今見返しても、「手に汗握る」名シーンですね。 Wikipediaなどによると、この映画に使用された1968年型フォードムスタングGT390はフォード社から2台提供され、内1台は撮影中の破損などにより廃車となり、残る1台は、映画関係者に引き取られたようですが、その後転売され、残念ながら現在は行方不明になってしまっているようです。
http://www.youtube.com/watch?v=-Lbs_nYW3-o

私も、BULLITムスタングのダイカストモデルを2台所有していますが、今回の情報を提供してくれたSFPDの友人からBULLITムスタングのライセンスプレート(勿論レプリカ)をいただいてしまいました。 また、1977年に初渡米した折、S.マックイーンがよく通っていたという “Cable Car Clothiers” というブリティッシュ・トラッドのメンズショップに行き、S.マックイーンが愛用していた、英国 Baracuta G-9ハリントンジャケットの Cable Car Clothiers ラベルを購入していました。 その後私が愛用していたため退色などしていますが、35年以上経ても健在です。 G-9 ハリントンジャケットとライセンスプレートなどを配したイメージ画像を撮ってみました……。

さらに、BULLITTでS.マックイーンが着用していた、ブラウンカラーのヘリンボーン・ツイードジャケットとネービーカラーのタートルネックセーターのレプリカを販売しているサイトがありましたが、 根強いファンがいる証拠ですね。 ただし、セーターのホルスターとコルトダイヤモンドバック?はプリントで、素材もカシミヤではなくコットンのようです…….。
次の冬に、ブラウンカラーのヘリンボーン・ツイードジャケット(革製肱当て付)、ネービーカラーのタートルネックセーターとチャコールグレーのトラウザーズにマッドガード・チャッカーブーツを着用してみたくなりました......。
アッそーだッ、Dirty Harry の Inspector Harry Callahan もファーストムービーでは、グレーのヘリンボーンツイードジャケット(革製肘当て付)にチャコールグレーのトラウザーズでしたね.......。
http://www.youtube.com/watch?v=8Xjr2hnOHiM
http://www.youtube.com/watch?annotation_id=annotation_563540&feature=iv&src_vid=8Xjr2hnOHiM&v=V7Nci-GVuHE/strong>

次に、Steve McQueen 演ずる、主人公 “Lieutenant Frank Bullitt” のプロップバッジですが、彼のバッジが登場するのはラスト間近のSF国際空港のカウンターで電話を借りるときに 『チラッと』 見せる場面のみですので、スターナンバー (SFPDでは、バッジナンバーとは言わずに、IDカードにもスターナンバーと表記しています) も確認できませんし、ネットを検索しても 「彼のスターナンバーは不明である」 とされています。また、同僚の Don Gordon 演ずる Sergeant Delgetti (キャスト上はサージャントとなっていますが、ドア越しに見せたバッジはインスペクターランクでした) についても 偽の容疑者をかくまっていた安モーテルのドア越しと空港カウンターでバッジを見せていますが、これも 『チラッと』 しか登場していないため確認することはできません。
しかし、SFPDの友人などによると、この映画に登場しているハイランクの2-3/4インチ・セブンポイントバッジとIDカードは実物が貸与されたという説があるとのことでした。 たしかに、ハッキリ見せている場面はなく、しかも、大スターのS.マックイーンが主演し、サンフランシスコ市のPRにもなる訳ですから、そんなことがあっても不思議ではないのではないでしょうか......しかも、アメリカですから......!?
http://www.youtube.com/watch?v=oRvESyo-E5M
オフィサー以外のバッジが登場する場面は、次の3回のみです。
まず、安モーテルのドア越しに.....これでは判断は難しいですね......。

そして、SF国際空港カウンターで

プロップバッジについてはあまり成果はなかったのですが、この映画は今観ても全く古さを感じさせないどころか、ストーリー展開・カーチェイスなどのどれをとっても随一といっても過言ではないのではないでしょうか。
特に、SF市全面協力の基、10分53秒にも及ぶカーチェイス場面は、その後のアクション映画に多大なる影響を与えたと言われていますが、今見返しても、「手に汗握る」名シーンですね。 Wikipediaなどによると、この映画に使用された1968年型フォードムスタングGT390はフォード社から2台提供され、内1台は撮影中の破損などにより廃車となり、残る1台は、映画関係者に引き取られたようですが、その後転売され、残念ながら現在は行方不明になってしまっているようです。
http://www.youtube.com/watch?v=-Lbs_nYW3-o

私も、BULLITムスタングのダイカストモデルを2台所有していますが、今回の情報を提供してくれたSFPDの友人からBULLITムスタングのライセンスプレート(勿論レプリカ)をいただいてしまいました。 また、1977年に初渡米した折、S.マックイーンがよく通っていたという “Cable Car Clothiers” というブリティッシュ・トラッドのメンズショップに行き、S.マックイーンが愛用していた、英国 Baracuta G-9ハリントンジャケットの Cable Car Clothiers ラベルを購入していました。 その後私が愛用していたため退色などしていますが、35年以上経ても健在です。 G-9 ハリントンジャケットとライセンスプレートなどを配したイメージ画像を撮ってみました……。

さらに、BULLITTでS.マックイーンが着用していた、ブラウンカラーのヘリンボーン・ツイードジャケットとネービーカラーのタートルネックセーターのレプリカを販売しているサイトがありましたが、 根強いファンがいる証拠ですね。 ただし、セーターのホルスターとコルトダイヤモンドバック?はプリントで、素材もカシミヤではなくコットンのようです…….。
次の冬に、ブラウンカラーのヘリンボーン・ツイードジャケット(革製肱当て付)、ネービーカラーのタートルネックセーターとチャコールグレーのトラウザーズにマッドガード・チャッカーブーツを着用してみたくなりました......。
アッそーだッ、Dirty Harry の Inspector Harry Callahan もファーストムービーでは、グレーのヘリンボーンツイードジャケット(革製肘当て付)にチャコールグレーのトラウザーズでしたね.......。
http://www.youtube.com/watch?v=8Xjr2hnOHiM
http://www.youtube.com/watch?annotation_id=annotation_563540&feature=iv&src_vid=8Xjr2hnOHiM&v=V7Nci-GVuHE/strong>

Posted by Kent Space at 16:19│Comments(3)
│Movie & TV
この記事へのコメント
警察の前面協力の意味はポリスムービーには大きいですね。とても勉強になりました。貴重な情報をありがとうございました。
Posted by KIKU at 2013年06月16日 16:43
本当にお手数をおかけ致しました。そうなんです。安モーテルで提示した、薄暗がりでひときわ輝くSFPDのハイランクバッジ・・。それまで、ハリーキャラハンが捨てたバッジの全てがSFPDハイランクバッジでしたので、このシーンを見た、私にとっては、とても衝撃的でした。後に、本物は手彫りの手の込んだバッジであることを知り一層興味を駆り立てられ、心がワクワクしたことを今でも覚えています。撮影に使用されたバッジの詳細画像等、見てみたかったのですが・・。それは、きっと不可能なのでしょうね。
Posted by まるちゃん at 2013年06月16日 20:30
KIKUさんへ:
多分、市・PDには高額なコミッション収入になるのでしょうが、アメリカ映画には欠かせないものですね。
まるちゃんさんへ:
お待たせした割には、内容がイマイチでスミマセン.......。
私も、10年位前にこの映画を再観賞した時に、安モーテルのシーンで提示されたバッジを見て、とっさに「このバッジ本物かも.....?」と感じました......!?
多分、市・PDには高額なコミッション収入になるのでしょうが、アメリカ映画には欠かせないものですね。
まるちゃんさんへ:
お待たせした割には、内容がイマイチでスミマセン.......。
私も、10年位前にこの映画を再観賞した時に、安モーテルのシーンで提示されたバッジを見て、とっさに「このバッジ本物かも.....?」と感じました......!?
Posted by Kent Space at 2013年06月17日 08:49