2013年09月09日

LAPD History

 LAPDの1970・1971年におけるレギュレーション変更などに関する文章です。
 まず、1970年では、ハットバッジの一部デザイン変更で、サージャント以上のランク表示がシティーシールの下部から新たに上部にランクパネルを設け表示することとしています。 次に、長年使用してきた8ポイントトップ(8角型)の制帽をラウンドトップ(丸型)に変更しています。
 さらに、サムブラウンベルトについて、“ベルクロ”を使用したバックルレスタイプを推奨していますが、結局、定着しませんでした........。 続いて、バトン(警棒)について、それまでの木地肌タイプを、黒色にしユニフォームと一体化した……としています。 また、苦情などに対応するためネームプレートの着用が義務付けられたのと、1940年のシリーズ6へのバッジデザイン変更以前から使用していたユニフォーム・シャツなどのメタルボタンを金色から現行のいぶし銀色に変更するなどとしています。

 1971年には、“SAN FRANCISCO CONNECTION” と題して、それまであったハイランクである “INSPECTOR” ランクの名称を “COMMANDER” に変更するとなっていますが、理由がSFPDにおいて “DETECTIVE” を “INSPECTOR” ランクに変更したため、ローランクと混同するからなどとしています。 しかし、“INSPECTOR” というランク名称は、元々英国式を取り入れたもので、日本でいう 『警視』 相当を指しており、SFPDの方が珍しいのですが.......ホノルルPDでも、これにならったのか、同様に “INSPECTOR” を “COMMANDER” にランク名称を変更しています。 また、ユニフォームにアイク・ジャケットを導入したが、長く採用されず、1975年頃ナイロンジャケットに変更されたとなっています。


LAPD History


 LAPDのサージャントランク以上のハットバッジの変遷ですが、上段は1923年にシリーズ5バッジ誕生時に採用されたものですが、1940年にシリーズ6バッジに変更されて以降も、ゴールドカラーメタルボタン&チンストラップと共にしばらく使用されました。 この辺りはオールドTVドラマ ”ADAM-12” で確認できます。 何しろ、ドラマで使用されていた、LAPDのバッジ類は全て実物がPDから貸出されていましたので......!?
 中段の上部にランクパネルのないツートーンカラーのものは、短期間使用されたようです。


LAPD History




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Posted by Kent Space at 15:54│Comments(2)Kent Collection
この記事へのコメント
素晴らしい!マニアックですが、飽きないですね!
Posted by anjyory at 2013年09月09日 23:08
anjyoryさんへ: たしかにマニアックですよね......!?
Posted by Kent Space at 2013年09月10日 16:45
 
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