楽しみながら強くなれる!田村装備開発(株)の『ガチタマTV』!
2015年08月09日
SOUTHLAND.....#1

"SOUTHLAND"......遂に8月8日から日本国内で本格放送が開始されましたが、LAPD&ポリス・フリークの皆さんご覧になりましたでしょうか?
本ブログでも過去に何度か取り上げましたが、日本では未放送であったため少し控えめでした......がAXNで原語版字幕放送が見られるようになりましたので、『余計なお世話!?』 とお叱りを受けようと、こちらも本格的に?取り上げて行きたいと 『ひとり』 張り切っています!?
”SOUTH・LA・ND” という意味深なタイトルに表れているように、悪名高き旧サウスセントラル・現サウスLA地区を舞台にしていますが、過去にあったLAPDを扱ったTVポリスドラマシリーズの中でもシリアスさと装備品などの考証ではピカイチではないかと思っています。
ちなみに映画部門では 2012年公開の ”END OF WATCH” ですが、1回・109分内に収めるため少し ”派手さ” を強調しているところはやむを得ないところですが、実際のポリスワークは地味な活動も多く "SOUTHLAND" でもフィクション部分もありますが、ノンフィクションではないかと見紛うほどのストーリーが展開されます。
過去にも初代の "DRAGNET" や "ADAM-12" のように当時のLAPDチーフの全面協力により実物バッジの貸出しや実際の本部・分署でのロケーションなど別格のドラマもありましたが、現在のように規制の多い中で製作されたTVポリスドラマとしてはLA市とLAPDの全面協力(もちろん多額のコミッションを納めている)を得ているため群を抜いているのではないでしょうか!?
とはいっても2009年4月に全米で放送されると一躍話題になったのですが、放送元のNBCは第1シーズンの途中に第2シーズンの継続を発表したにもかかわらず、地味でシリアス過ぎるなどの理由から、第1シーズン13話の予定を7話で打ち切りを発表してしまいました。しかし、全米で既に固定ファンを掴んでいたため、TNTが権利を獲得し放送を継続しましたが、予算の削減から放送回数とキャストなどを減らされてしまいました。ということで第1シーズン7話、第2シーズン6話、第3~5シーズン各10話づつという変則的な放送となってしまいました。
なんだか 『暗い?』 話題を書いてしまいましたが、内容的には手抜きのない作りとなっていますのでご期待ください!!
前回もお伝えしましたが本ブログでは、2013年4月30日付 "Movie Prop Badges #14" と2013年8月30日付 "EOW & SOUTHLAND" でも取り上げていますので、そちらも参考にしていただきながら、重複する場合もあることを予めご了承ください。
さて、今回は.....このドラマはユニフォームオフィサーが中心となっていますが、ディテェクティブ達の悲哀も織り込まれていますので、意表を突く訳でもありませんが、ディテェクティブを取り上げます。
次の画像はドラマ中のディテェクティブ四態ですが、デューティー・リグ(腰回り装備)に注目してください。 多分ベルトも含めAKER社のリグと思われますが、それはLAPDのアカデミーにあるオフィサーズショップで取り扱っているリグはAKER社製が多いためです。もちろん規定されているわけではありませんので、市中のポリスショップやメールオーダーなどで自分の気に入ったメーカーの製品を購入することは自由ですが、本作ではLAPDのアドバイザーから細かくリグの種類、装着の仕方などをアドバイスされていると思われます。
ディテェクティブは受章や葬儀などの特別な場合は別として、通常私服勤務ですがアンダーカバー捜査などを除き、男性はネクタイにスーツ姿が一般的で皆とてもオシャレです......皆トラウザース用のベルトの上にリグ用ベルトを装着していますので、同色のベルトキーパーを付けていますが、画像左側と1段目左のディテェクティブに注目してください.....ベルトバックルが中心からずれています.....これは実際のデェテクティブも取り入れている方法で、下のベルトバックルと重ならないようにしているのです.....こんな細かいところまで考証しているのも見どころではあります!?

最後にトリビアをひとつ......."SOUTHLAND" のタイトルバックに登場するCOLTリボルバーをかまえるオフィサーですが、この人物は1926~1931年までと1933~1939年の2度LAPDのチーフを務めた CHIEF James "Two-Gun" Davis です。 "Two-Gun" とはニックネームですが実際に2丁拳銃を携帯し、射撃もエキスパートシューターであったと伝えられています。 また、1932年に開催されたLAオリンピックの射撃会場であったエリシアン・パークを利用してLAPDアカデミーを設立するなど特に射撃に力を入れたチーフでもあったようですが、そのアカデミーの立ち上げを任されたのが後に1950~1966年までチーフを務め、旧本部ビル ”パーカーセンター” の名元にもなった ”CHIEF William H. Parker” で、当時はルテナントであったとのことです。 さらに、"2008年公開のクリント・イーストウッド監督の ”Changeling”(邦題:チェンジリング)で題材になった1926年発生の "Gordon Northcott" 事件当時のチーフでもありました。

さてさて、最初はいきなりディテェクティブからでしたが、次回はユニフォーム・オフィサーをチクリチクリ?と責めていきたいとほくそえんでいます.....!?