2021年10月03日

続:連邦系で気になっていたこと‥‥

 以前からFBIバッジの製造メーカーには諸説あり気になっていましたが、1935年に現行サイズ&デザインに変更後の最初のメーカーが確認できました。
 それは、あるFBIアソシエート・デレクター(以下AD:現行はデェピュティー・デレクター・邦訳:副長官)のリタイヤード・プラークからでしたが、このFBI ADとは伝説的なFBIデレクター(邦訳:長官)であったエドガー・フーバー(在職:1895~1972年)の副長官であったクライド・トルソン氏(在職:1930~1972年・2011年公開の映画 『J. エドガー』 にも登場)のものでした。
 そして、そのプラークに取り付けてあったFBIバッジは裏面のピンとバージェスキャッチを削り取った上、中央にプラーク取付け用のポストを溶接してあるもので、しっかりと一桁#4、HM(製造メーカー名) "ROBBINS CO. ATTLEBORO"(1970年にバッジ製造部門をブラッキントン社が買収)と 『1/10 14K GF』 の金メッキ表示がされていました。
 このメーカーなどについては2014年8月31日投稿の記事で詳しく触れていますが、現行サイズ・デザインのFBIバッジを最初に製造したということで、その後の製造契約メーカーに受け継がれていく、ダイ(金型)をも製造していたということになります。
 このHM刻印についても連邦系の場合、最初に支給されるバッジには入っておらず、再発行されたものにのみ刻印されているとの情報もありますが、現行FBI支給バッジにはナンバーと菱形品質表示のみ刻印されており、ブラッキントン社が製造しているという噂です.....?!
続:連邦系で気になっていたこと‥‥

 次の画像左側は、1965年発行のFBIストーリー・ブックの表紙で当時のバッジケースと呈示方法が分かりますが、右側の画像がその実物です。
続:連邦系で気になっていたこと‥‥

 現行は、大型ケースの見開き部分に2枚のIDカードとバッジクリップのようですが、それ以前には表面にバッジを取り付けるタイプもあったようです。
続:連邦系で気になっていたこと‥‥

 そして、現行のリタイヤード・プラークは左上に実物支給バッジを固定取り付け、右側には ”RETIRED" 穴あけ処理後のIDカードが配されています。
続:連邦系で気になっていたこと‥‥



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Posted by Kent Space at 17:57│Comments(0)From U.S.A.
 
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