2020年04月29日

ステェイ ホーム アンド.....

 こんな状況だから 『家に留まりアメリカン ポリス ムービー&TVポリスドラマ』 を観まくりましょう !!
 日本国内で観られることを前提に1968年以降のシリアス・サスペンス系の作品を中心に私の独善でピックアップし、お薦めしたいと思います。
 さーッ、ストーリーはもちろんのこと、バッジや制服などなどストップモーションで確認して、突っ込みなどもいれながらご観賞ください !!

 まずは、1968年公開のNYPDの1級刑事を主人公にした『マディガン(邦題:刑事マディガン)』 と1968年公開の 『ブリット』 です。 両映画とも現在でもまったく古さを感じさせないポリスムービーの最高峰ともいえるのではないでしょうか !?

 次は、私がアメリカンポリスバッジを収集するきっかけとなった 『ダーティー ハリー』 シリーズですが、1971年公開のシリーズ1はもちろんのこと、1973年公開のSFPDモーターオフィサー達が登場するシリーズ2 『マグナム フォース』、1976年公開のアルカトラズ島を舞台にしたシリーズ3 『エンフォーサー』 は見逃せませんね !
 
 次に、NYPDにおいて実際に起こった事件を基にした2本で、1971年公開の 『フレンチ コネクション』 と 1973年公開の 『セルピコ』 ですが、特にセルピコには警察組織の暗部を見せつけられます。 ほかにフレンチコネクションの一部スタッフやキャストが再結集して製作されたという 1973年公開の 『ザ・セブン-アップス(邦題:重犯罪特捜班/ザ・セブン・アップス』 も見逃せません。

 次は、LAPDのユニフォームオフィサー達を主人公にした、1988年公開の 『カラーズ(邦題:カラーズ 天使の消えた街)』 と2012年公開の 『エンド オブ ウォッチ』 でLAPDフリークなら 「観なくてはいけない!?」 2本ではないでしょうか。

 まだまだ傑作ポリス映画は沢山あるのですが、映画のトリにお薦めするのは1995年公開の 『ヒート』 と2008年公開の 『ストリート キングス(邦題:フェイクシティ・ある男のルール』 です。
 ほかにもLAPDモノとしては1996年公開の 『マルホランド フォールズ(邦題:狼たちの街)』、1997年公開の 『LA コンフィデンシャル』、2001年公開の 『トレーニング デェイ』、2003年公開の『S.W.A.T.』などがあります。


 さて、TVポリスドラマの最高峰は、言わずと知れた 『アダム12』 ですが、残念ながら日本ではDVDが発売されていません.....。
 そこで、NYPDとNYFDを扱った1999~2005年まで132エピソードが放送された 『サード ウオッチ』 とLAPDモノで2009~2013年まで43エピソードが放送された 『サウスランド』 です。

 最後は、現在進行形で4月17日からアマゾンプライムよりシーズン6が放送開始となった 『ボッシュ』 です。
 他にも 『ポリスストーリー(LAPDモノの方ですがDVDが出ていない?)』、『コジャック(邦題:刑事コジャック)』、『コロンボ(邦題:刑事コロンボ)』、『ブルー ブラッド(邦題:ブルーブラッド〜NYPD家族の絆〜)』などがありますので、映画も含め既に観た方も改めて観賞して、再発見をしてください !!

  

Posted by Kent Space at 16:00Comments(5)Movie & TV

2020年04月19日

シカゴPD新スーパーインテンデント

 2019年11月9日付でお伝えしたシカゴ市警察のINTERIM(暫定)SUPERINTENDENT(本部長)に就任していたベック前LAPD本部長が5カ月間の任期を終え、新たに任命されたブラウン新本部長に引き継ぎました。
 ベック氏は暫定ということもあり、一度もユニフォームを着用することなく退任しましたが、就任時と退任発表時のあいさつでは「シカゴ市」と言うところを「ロサンゼル.....」と言い間違えそうになり、その場の関係者から苦笑されたほど40年間の長きにわたるLAPD生活が身に染みついてしまっていたようです。
 ベック前暫定本部長には感謝状と記念警棒が贈られました。右端はブラウン新本部長です。

 ブラウン新シカゴ市警察本部長は最終3人の候補者の中から市長により選抜されましたが、ダラス市警察本部長在任中に立候補していました。 オフィサー数約3,000名のダラス市警察からオフィサー数約12,000名全米第2位規模のシカゴ市警察への転身となりますが、今後の手腕が期待されます。
 次の画像は、引き継ぎ式典でベック前暫定本部長からブラウン新本部長にフラットバッジが授与されました。



  

Posted by Kent Space at 18:45Comments(0)From U.S.A.

2020年04月13日

ルーサイト封入命令 !?

 先にお伝えしました(2019/9/28)LAPD 150周年記念行事の一環で制定された記念バッジの着用期間(2020/3/31まで)が終了しました。

.....が、その後に待っていたのは 『理解できない命令?』 でした.....それは 「3月31日以降に記念バッジをルーサイト(アクリル樹脂)に封入すべし!」 というものでした。 確かにこのことは記念バッジ購入予約時にはアナウンスされていたことでしたが、オフィサー達は「現行バッジとは似ても似つかわしくないのになぜ?」とか「何とかなるだろう」 位に考えていたようです。 そして、人事課から記念バッジを自費購入した各オフィサー達に届いたのは次の書式でした.....。
 そこには ”私はこのバッジはロサンゼルス警察の所有物であり、要求に応じてサレンダード:付託する(他に降伏する・屈伏するなどの厳しい言い回し?)必要があることを認めます” と誓約させられる文がありました。

 本来2019年がLAPD創設150周年でしたが、記念バッジ作製の取り組みが遅れ同年9月下旬から12月31日までの着用と定められたこともあり、せっかく自費購入したのに約3か月だけの着用では物足りないとの意見が多数寄せられたようで、2020年3月31日までの延長着用を認めていました。
 この記念バッジを購入できたのは、LAPD現役オフィサー、リタイヤードオフィサーなどですが、リタイヤードオフィサーについてはルーサイト封入バッジしか購入できませんでした。 さらに、予約時にバッジ代金$73(サン社へ)、ルーサイト封入代金$81.1(ルーサイト封入業者へ)の合計$154.1を先払いするというものでした。
 はたして、150周年記念バッジ発表セレモニーで誇らしげに胸に着用していたオフィサー達ですが、シリーズ1のデザインで現行シリーズ6バッジとは似ても似つかわしくないにもかかわらず、これらが全てルーサイトに封入されてしまうのでしょうか?

  

Posted by Kent Space at 18:32Comments(3)From U.S.A.

2020年04月06日

ソーシャル ディスタンス !?

 しばらくブログを更新できませんでした.....その原因はやはり 『新型コロナウイルス禍(正式名称:COVID-19)』 でしょうか。
 連日どの情報媒体でも刻々と感染状況が伝えられ気持ちは滅入るばかりです.....なんとかUSポリス関連情報と思いましたが、現在全米が臨戦態勢をとっている状況で、医療関係者は勿論のことポリスオフィサー達も市民と我が身の安全を維持することに総力を注いでいます!
 LAPDでも数々のCOVID-19に対応する手段をとっており、その一つとして3月下旬から通常勤務時にユーティリティー ユニフォーム(直訳:実用制服)と呼ぶBDUタイプの着用を推奨していますが、これは感染を防ぐため毎日洗濯できるようにということのようです。
 次の画像は、チーフ・ムーアみずからユーティリティー ユニフォームを着用しLAPD広報担当官のインタビューをうけている様子ですが、2人の距離は飛沫防止のためとされるソーシャル ディスタンス(社会的距離)の6フィート(約1.83m)を保っています。
Photo by LAPD

 また、ラスベガスメトロPDでは3月31日に挙行されたアカデミーの卒業式を屋内ではなく屋外で実施し、48名の卒業生も社会的距離を保って着席しています。
Photo by LVMPD


 さらに、SFPDでも同日アカデミーにおいて第268クラスの卒業式を社会的距離を保つため屋外で挙行しましたが、記念写真だけは全員マスク姿で撮影したようです.....でも誰だか分からない.....?
Photo by SFPD

 国家非常事態を宣言し、強制力のある外出制限などの感染防止対策をとっていますが、そこは米国常にユーモアは忘れずサンディエゴPDでもK-9を登場させた次のような画像で社会的距離をPRしています。
Photo by SDPD

 いずれにしても、先の見えない長期戦になる様相ですので、我々一般市民は不要不急な外出を控え手洗い・消毒などの基本的な感染防止を心得ることでしょうか.....あとは一刻も早く治療薬やワクチンなどが開発され通常に戻ることを願うばかりです !!
  

Posted by Kent Space at 00:47Comments(1)From U.S.A.