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Posted by ミリタリーブログ at

2018年06月28日

チーフ・ベック リタイアメント シャドーボックス

 遂にこの日がきてしまいました.....現地時間6月27日にチャールズ・ロイド・ベックLAPDチーフが退職されました。
 1977年3月LAPDポリスアカデミー入所以来41年間、その前のリザーブオフィサー時代も含めるとさらに長いキャリアに終わりを告げる時がきたのでした.....その日はちょうど65歳の誕生日でもありました.....お疲れ様でした‼️
 アカデミー内で開催されたリタイアメントパーティーに出席した友人から送られてきたチーフ・ベックの長いキャリアを表すシャードーボックス(額装)です。
Photo by S.K.


 次の画像は、退職に先立ちLAPDリザーブオフィサー協会から贈られたルーサイト入りリザーブオフィサー当時のサン社製と思われるリメイクバッジです。

  

Posted by Kent Space at 15:29Comments(8)From U.S.A.

2018年06月17日

LAPD ニューバッジ.....!?

 少し前にもこの思わせ振りな?テーマを投稿し一部の読者に不安を与えて?しまいましたが、今回は本当にLAPDが新しいバッジを発行したのです!
 次の画像は、6月14日にチーフ・ベックが新バッジ授与を行っているいるところですが、アカデミーの卒業式でもないような.....!? しかも、サービス ストライプが2本付いているベテランのようですし…..プロモーション(昇任)でしょうか.....?



 そして、次の画像が新たに発行されたサンバッジ社製POランクバッジです.....!?
 「アレッ.....デザイン変わってないじゃないですか?」 「イヤッ.....“MUNICIPAL” というトップパネルが付いている.....“RETIRED” ではないけれど、なんなのこれ!?」
 そーなんです!新しいバッジといってもデザインはLAPDと全く同じで “MUNICIPAL” というトップパネルを付けただけなのですが、その権限・生い立ちなどは全く異なるものでした。
 “MUNICIPAL” とは直訳すると 『市営、市立』 などとなるのですが、SF市営の“MUNI BUS”のMUNIは “MUNICIPAL” を略したものですので、市営の施設を表しているようです。

 実はこれLAPD内に設置されているセキュリティ サービス ディビジョン(以下:SECSD)所属のオフィサー達へ新しいバッジを授与しているところなのです。
 このSECSDは、LAPDと全く同じユニフォームにサービスガンほかも同じ装備のようですが、正確にはLAPDのSworn(宣誓した)オフィサーではなく、 LA市営施設などの警備にあたるオフィサー達なのです。
 ランクはキャプテンまで存在し、バッジナンバーは『リザーブオフィサーのPOランクのみ6万番代』とは異なりLAPD各ランクからの連番となっているとのことですので、一見してはLAPDレギュラーオフィサーとは見分けがつかないのですが、権限はLA市関係施設内に限られ逮捕はできても逮捕状の請求や検察への送致などはできないようです。 しかし、一般市民や観光客などは区別がつかないでしょうが、そのあたりも慢性的オフィサー数不足に悩むLAPDとして新バッジ投入の狙いなのかもしれませんね!?
Special Thanks A.W.


 このSECSDという組織は1979年から2012年まで存在していた “GENERAL SERVICES POLICE & SECURITY(以下:GSPD) が予算削減のため廃止された後を受けLAPD内に移行設置されたもので、LA市内にある約470カ所の市立公園、約72カ所の市立図書館とシティーホールを含む約900カ所の市施設の警備を担当しているとのことです。
 次の画像は1979年から2012年まで存在したGSPDの年代別のバッジですが、なんと2009年には創立30周年記念バッジをサン社にオーダーし製作したにもかかわらず、2012年に予算削減のためLA市議会の決定を受け廃止されてしまったのでした。



 そして次の画像は2012年7月にGSPDの後を受けLAPD内に移行設置されたSECSDのバッジです。
 左が武装オフィサー用で右が非武装のセキュリティーオフィサー用でしたが、今回はこのうちの武装オフィサー用のバッジがLAPDと同じデザインにMUNIパネルを付けた新バッジに替わったのでした。



※今回の新バッジ情報は、これまでも何度か情報を寄せていただいているPCAJのメンバーであるKさんからのものです。ありがとうございました!
  

Posted by Kent Space at 17:22Comments(2)From U.S.A.

2018年06月09日

エフ・ビー・アイ エージェントガンアクシデント!?

 6月3日付のニュースですが、FBIのSAがオフデューティー時にデンバーのディスコで酔ったうえでのダンス中にバク転後背中に携帯していたサービスガンを床に落としてしまい、慌てて拾おうとしてトリガーに指がかかり、あろうことか発射してしまい居合わせた客に軽傷を負わせてしまったということです!? 以前からFBIサービスガンであるグロックタイプのトリガーロック(セフティではない)は問題になっていましたが、動画を見る限り焦っていたとはいえ触れただけで撃発しているようですので恐ろしい限りではあります。
 FBIを始めUSMS、DEAやATFなど連邦系捜査機関がSIGからグロックにサービスガンを変更してしまいましたが、変更理由が安価、軽量で取り扱いとメンテナンスのし易さらしいのですが、はたして命を懸けるエージェント達がそんなことで良いのでしょうか??
 私が大いに信頼を置いているSIGのアキュラシーの素晴らしさなどは昨年USミリタリーの正式サービスガンに認定されたことでも証明されたはずですが......しかし、まだまだUSSS(シークレットサービス)、FAMS(連邦航空保安官)やNCISなどは頼れるSIGにこだわっているのは嬉しい限りです!!
 それにしても、インナーホルスターも着用していないようで、むき出しでベルトに携帯しているとは.....アンダーカバーだったのでしょうか? どちらにしても連邦捜査官としては余りにも軽率な行動で、被害者が軽傷で不幸中の幸いでしたが、このSAはクビでしょうかね??
https://www.youtube.com/watch?v=1z3beGbtAG0



※次回から渡米リポートを少しづつアップしたいと思っています.....!?
  

Posted by Kent Space at 23:24Comments(6)From U.S.A.

2018年06月05日

速報:LAPD 第57代チーフ決定!!

 現地時間6月4日遂に第57代LAPDチーフ決定が発表されました!
 結果は大方の?予想どおり現ファーストアシスタントチーフ(☆☆☆) マイケル・ムーア(57)でした (本来Michelはミシェルと発音するようですが、マイケルでとおしているようです)。 他の2人を退けてガルゼッティLA市長が選択したのはLAPD一筋36年の現役ベテランでチーフに次ぐ最高ランク者でした。
http://www.latimes.com/local/lanow/la-me-lapd-chief-moore-20180604-story.html


 実はムーア氏、2009年に第55代チーフ ブラットン退任時に最終3人の候補者(現チーフ・ベック、現LASDシェリフ マクドーネル)の一人だったのですが、8年を経て念願叶ったというところでしょうか。
 また、パトロールオフィサー時代に2度発砲を経験しており、2度目は妻を殺していた容疑者を射殺しているとのことです。 この件でLAPD最高勲章である 『メダルオブヴォラー』 を授与されていますが、当時のチーフ・ゲイツから防弾ベストを着用していなかったことを注意されるなど、歴戦の勇士でもあったようです。
 さて、オフィサー数が慢性的に不足している中、数々の難題が待ち受けていると思われ、さらに2028年にはLAオリンピックも控えているなどですが、その手腕に期待するばかりではあります。
  

Posted by Kent Space at 13:02Comments(0)From U.S.A.

2018年06月02日

いつの世にも.....

 いるんですね~いつの世にも.....ため息交じりに呟いてしまうばかりなのが次の画像です。
 以前にも現行ワンピース(一体型)シールドを磨きに磨き過ぎツルツル状態のバッジを紹介しましたが、1940年にそれまでのイーグルトップシールドからデザイン変更され1968年まで製造されていた4ピース(部品)オーバルシールド時代から 『磨いてしまう輩(やから)』 はいたようなのです。
 左の2つが4ピースシールドで、シティーホールどころかシティーシール(市章)もツルツル状態にしてしまっていますが、この状態の4ピースシールドは初めて見ました.....いつの世にもいたのですね.....!?
 さらに右端はサン社製のワンピースシールドですが、これなどLAポリスの文字も無くなってしまうほど磨き倒されています。 さすがにバッジナンバーは読み取れる状態にしていたようですが、それにしてもこのバッジの着用を許していたとは驚きではあります。


 支給バッジには必ず製造メーカーの取説が付属しており、次の画像はサン社のものですが、しっかりと 「あなたのバッジは非常に磨かれ、丈夫で透明な保護コーティングで仕上げられています。これは数年にわたり明るく輝いているようになっています。」
 さらに太字で 「バッジをクリーニングするには:マイルドな石鹸と水だけを使用してください。 強い化学薬品や研磨剤を使用しないでください。これらの薬剤はコーティングを除去し、バッジが変色してしまいます。」 となっていますが、コンパウンドなどで磨きコーティングを剥がしてしまうと→変色→磨く→変色→磨く......と無間地獄?に陥るだけなのです。


 次のバッジは友人のものですが、2002年Sgt.に昇任以来16年間着用していますが、小傷はあるものの一度も磨いていないためクリアコーティングも剥がれていないベストな状態を保っています。 彼いわく 「多分ベテラン感をだすために磨いているのかもしれないが、日々の経験もないのにバッジだけを磨くなど無駄なことをしている.....」 とのこと。 私も勤務中にキズを負った 『歴戦の勇士バッジ』 は好みですが、ただただ磨き過ぎなのは、どーもですね.....!?


※ 帰国後6年間使用していたPCの電源が入らず、修理に出したところ内臓のボタン電池が切れていただけでした。 しかし、処理速度なども遅くなってきていたため 『替え時』 ということで、友人推薦のiMacを購入しましたが、長年馴染んでいたウインドウズからMacに替えたためまだ慣れておらず、特に画像サイズの変更などができていませんので、今回は旧PCでアップしました......。
  

Posted by Kent Space at 15:22Comments(5)From U.S.A.