2019年09月28日

LAPD 150周年 アニバーサーリー・バッジ の憂鬱.....?!

 9月25日にLAPDチーフ・ムーアが150年周年記念バッジを正式にお披露目しました。
https://www.youtube.com/watch?v=TIbWnV2FE-U
https://lasvegas.cbslocal.com/video/4174759-lapd-celebrates-150th-anniversary-with-throwback-badge/


 この記念バッジは今年の6月にオーダーが開始され9月24日にオーダー済みの各オフィサーに配付されたようですが、2019年10月1日から12月31日までユニフォームに着用できるようです。(追記:その後、着用期間が3ヶ月と短かったためか、2020年3月31日まで延長されたとのことです)
 ここで、バッジマニアは見逃しません.....公表されている画像などを確認すると、このバッジはチーフ・ムーア用?と他のオフィサー用では仕様が若干違うようですが、違いがお判りになるでしょうか?! 次の画像ではサイズが小さく判断は難しいかもしれません.....?!
Photo by LA Times




 次の画像ではいかがでしょうか? 左側は今年4月の式典でチーフ・ムーアに贈呈された記念バッジですが、今回チーフ・ムーアが着用しているものとはフォースター:★★★★の間隔が異なりますが仕様はほぼ同じものとのことです(一部修正追加)。右側はPOランクです。


 そうです! チーフ用はハードエナメル仕様で他のオフィサー用はソフトエナメル仕様のようです。さらに、他にも訳の分からない制限があると友人が嘆いていました。 さて、チーフ・ムーアが提示した制限とは如何に....??

 今回の記念バッジ製造はサンバッジ社に一任されていますが、オーダーできるのは現役とリタイアしたオフィサー、PD関係職員に限られており、オーダーするオフィサーのランクと現用バッジナンバーが義務付けられています。 しかも、リタイア組は最初からルーサート封入済みしか購入できず、さらに、なんと !? 現役組も12月31日以降にルーサイト封入を義務付けられているということなのです !?
 しかもしかも、バッジ代74ドル、ルーサイト封入代81.10ドルの合計155.10ドルは自腹な上に、デザインは現用バッジとは似ても似つかないシリーズ1の通称サンフラワー(ヒマワリ)シールドであるにも関わらずなのです。
 この無茶苦茶な制限の理由は 「この記念バッジはLAPDに帰属する」 という当初発表された規則からのようですが、友人も他のオフィサーも納得できていないようです.....!?
  

Posted by Kent Space at 18:55Comments(2)From U.S.A.

2019年09月22日

観たいけれど.....?! #2

 前回取り上げた日本公開未定のTVポリスドラマ "DEPUTY" の劇中で使用されているプロップバッジの画像(左側)です。
 ぱっと見は似せていますが、フラットぎみでリバースエナメルがハードではなくソフトなのと、センターの熊さんが別パーツではなくベースと一体型のゴールドカラーでバッジナンバーはシール貼になっている手造り感あふれる仕様ですが、多分、ロストワックス鋳造によるハンドメイドバッジではないでしょうか? ※右側はエンテンマン社製現行実物


 その後調べてみたところ、LASDをテーマにしたTVドラマは、このほかにもいくつかあったようですが、その内の2番組を紹介します。
 まずは、1979年から1981年までabc放送で2シーズン16エピソード放送されたのが "240-Robert" で、主役の一人は現在TVシリーズ "NCIS" でギブス上級特別捜査官を演じているマーク・ハーモンの若きころの雄姿でした。
 内容は犯罪捜査などではなく、主にLASDの救難救助のエマージェンシーサービス部門を扱っているようですが、現在見ることのできる画像などを見る限りメタルブレストバッジは確認できませんでしたが、ショルダー&バッジパッチやBクラスユニフォームなどは実物同様のようですので、LASDの協力を得られているのではないでしょうか。 ちなみに、同年代に放送されていた "CHiPs"(邦題:ジョン&パンチ)もCHPの全面協力により制作されていたとのことでした。
Photo by abc


 また、マーク・ハーモンは "ADAM-12" に新人オフィサー役で(左画像)、1973年から1975年まで3シーズン39エピソード放送された "Sam" (右画像)というLAPDのK-9をテーマにしたドラマにもハンドラー役で出演していました。いずれのドラマもジャック・ウェッブ脚本でMark VIIプロダクション制作のためバッジはLAPDが貸出していた実物を使用していたとのことです。
Photo by CBS


 もう一つは2003年から2004年までabc放送で1シーズン15エピソード放送されたのが "10-8: Officers on Duty" で、こちらは犯罪捜査が中心だったようです(10‐8とはon Duty(勤務中)を表す10コードです)。ショルダーパッチなどは実物同様のようですが、バッジは6ポイントスターですが最初の頃は全くデザインの違うもので、途中から実物同様になったようです。
Photo by abc


 劇中に登場するプロップバッジ、左が最初の頃バージョン、右が後日バージョンですが、LASDの承認・協力を得られたのか実物同様で、バッジ会社が製作したもののようです。 私の見立てでは、足長熊さん仕様はEJ社製かもしれません??
 いずれにしても、両ドラマを是非とも見たいものですが残念ながら今となっては観ることはかなわないようです......。


  

Posted by Kent Space at 18:32Comments(0)Movie & TV

2019年09月15日

観たいけれど.....?!

 米国のTVポリスドラマの中には 「観たいんだけれど、観られない......日本では.....」 という傑作ドラマが沢山あります。
 かの”サウスランド”も日本で観られるまでには時間要しましたが、NYPDを扱った”ブルー・ブラッド”においては米国内では好評のうちに現在シーズン10を放送しているというのに、日本ではシーズン2まで放送しておきながら、その後は放送されずDVD化の予定もないという始末です。

 さて、次に紹介するドラマ "DEPUTY" も米国で2018年5月にパイロット版が紹介され2020年からシリーズ放送されるらしいのですが、多分日本では放送されないか、されるまでには時間を要するかではないかと思います.....。
 内容はロサンゼルス郡のLASDを舞台にしていますが、選挙で選ばれたシェリフが心臓発作で死亡した後に西部開拓時代の不可解な規則?により一介のサージャントが突然アクティング(臨時)シェリフになるという設定のようです。しかも正義感あふれる超暴力的な人物とのこと.....なんとなく昨年ルテナントランクのデェピュティが選挙に立候補して当選しシェリフになった現シェリフを彷彿とさせるものがありますが、ありえないシチュエーションではあります。
 しかし、予告編を見る限りプロップバッジやショルダーパッチも実物に似せており見どころタップリそうなのですが日本放送までの道は遠いかもしれません.....が、なんとしても観たいものです!!
https://www.youtube.com/watch?v=6hE4VJD4GPI
Photo by FOX






 さらに、以前取り上げましたが、今回の渡米でLAPDメトロ署の日系デェテクティブが 「面白いよ!」 と言っていた ”ザ・ルーキー” も是非是非観たいものです!!
Photo by abc

  

Posted by Kent Space at 17:50Comments(0)Movie & TV

2019年09月14日

秋の夜長にMGC.....?!

 ようやく涼しくなり 「秋の夜長に何する人ぞ.....」 というところでしょうか。
 さて、最近MGC、MGCというワードをよく耳にしますが、これはマラソン・グランド・チャンピョンシップの略だそうです.....しかし、MGCと聞くたびにアノ "MGC" を思い浮かべてしまうのは私だけではないのではないでしょうか !?

 そんなところへ、こんなものが出てきました......ビニール表紙に金刻印されたマークは、映画007シリーズでお馴染みのPPKのバレルのライフリングから敵を捕らえたところの周囲にある文字は.....そうです今は懐かしき ”MGC” のトレードマークです。


 私が最初にMGCを知ったのは、今から約50年以上前の1964年(昭和39年)頃でしたが、それは悲しい物語でもありました.....当時映画007シリーズの3作目 "ゴールドフィンガー" が公開された頃で、私の父親が洋画ファンであったためロードショーを観てきてプログラムを持ち帰りその中にたしかMGCの広告があり、主人公のJ・ボンドの愛用ガンであるPPKが掲載されていたと記憶?しています。

 その日からPPKが欲しくてたまらなくなりましたが、物分かりの良かった父親にもなかなかオネダリができなくて、逆にそれを見かねた父親がアメ横でPPKを買ってきてくれた時の喜びは今でも忘れることはできません!
 その日からタニオアクションのPPKをイジリ倒した結果グリップが割れてしまったのでした.....早々アメ横にあったMGCボンドショップにグリップを買いに行きました.....がしかし、店員さんが持参したPPKを見るなり 「これ、うちのじゃないよ! 残念ながらサイズが大き過ぎて合いません!」 との悲しい宣告.....確かにMGCのPPKはサイズが小さく、私のPPKには合いませんでした.....店員さんは 「多分お父さんはN商店で買ったんじゃないかな、行ってみれば」 とアドバイスしてくれました。 事情をよく飲みこめないまま、その足でN商店に行きグリップを求めると 「グリップだけは販売していません!」 との悲しいお言葉......そして私のPPKは接着剤では復旧せずビニールテープ巻きのカッコ悪い姿となったのでした....。

 という悲しいお話がMGCとの出会いでしたが、その後MGCとK産業グループとの間の騒動を知り、MGC一辺倒となったのでした。
 その結果が次のMGCライセンスにたどたどしくゴム印などで記された購入履歴なのですが、少ないお小遣いを貯めて買いに買いまくったのでした.....そして、1969年のモーゼルHSCデラックスモデルを最後にモデルガン趣味は冬眠に入ってしまうのですが、その理由は 『色気づいてしまったから』 で、なんと、デート資金とするために全て売り払ってしまったのでした !?




  

Posted by Kent Space at 18:05Comments(0)Kent Collection

2019年09月09日

ありがとうございました !!

 9月8日開催の 『第91回 ビクトリーショー』 ”Kent Space” ブースにお越しいただいた皆様ありがとうございました!

 今回もPCAJのメンバーや仲間達の協力により無事終了することができました!
 いつものことなのですが、お待たせしたり、ご希望のアイテムがなかったり、サイズがなかったり......などなど、至らないところも多々あったかと思いますが、同好の志ということでお許しください。
 我ブースにお立ち寄りいただいた皆さんと U.S. ポリスバッジなどについてのお話ができることが至極の楽しみなのですが、最近は 「ブログ見てます」 と声をかけていただくこともあり、大いに励まされています!
 
 次回2020年1月12日(日)開催予定(ショーは12日(日)と13日(月・成人の日)ですが”Kent Space"は12日(日)のみ参加予定です)の第92回 ビクトリーショーへも老体に鞭打ち?体調を整え参戦したいと思っています。



  

Posted by Kent Space at 18:31Comments(2)ビクトリーショー