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Posted by ミリタリーブログ at

2014年09月24日

ありがとうございました!!

 9月23日に開催された 『第74回 ビクトリーショー』 の”Kent Space”ブースにお越しいただいた皆様ありがとうございました!
 いつものことなのですが、お待たせしたり、ご希望のアイテムがなかったり、サイズがなかったり......などなど、至らないところも多々あったかと思いますが、お許しください。
 毎回、我ブースにお立ち寄りいただいたお客様と U.S. ポリスバッジなどについてのお話ができることが至極の楽しみなのですが、最近は 「ブログ見てます」 と声をかけていただくこともあり、「ウレシハズカシ.....」 ですが、同時に大変ありがたいことでもあり、大いに励まされてもいます!
  

Posted by Kent Space at 16:19Comments(3)ビクトリーショー

2014年09月20日

BEVERLY HILLS COP......!?

 読者から 「ビバリーヒルズポリスバッジについてブログで取り上げてください!」 とコメントでリクエストをいただきましたので、遅まきながら取り上げます。
 BEVERLY HILLS POLICE(以下:BHPD)というとまず頭に浮かぶのは “BIVERLY HILLS COP”(邦題:ビバリーヒルズコップ)ではないでしょうか!?(古いッと言う年代の方もいるでしょうが) 1984・1987・1994年と3回にわたりエディー・マーフィー主演で映画化されました。 主人公のサージャント・アクセル・フォーリーはデトロイト市警察(以下:DPD)のオトボケ?でも優秀なサージャントでしたが、事件捜査のため、財政難のデトロイト市警察(その後、昨年ついに市財政が破たんしてしまいましたが.....)から裕福なビバリーヒルズ市警察に来る設定でした。



 私は、DPDにも興味がありましたが、大ロサンゼルス市の中に位置しながら、金持ちしか住めないよう税金を高くして、1914年から市制を施行し、1927年には独自の市警察まで擁していたBHPDには、特に興味を引かれたものです。 オフィサー数約2700名のDPDに対し、オフィサー数約150名という規模の小さいBHPDですが、給料はDPDの倍くらい?で、しかも犯罪が少ないのに装備も近代化されており、何から何まで違いすぎるのですが、何か魅力を感じずにはいられませんでした。
 現行のBHPDのバッジは、最初から数えてシリーズ6となります。イーグルトッブシールドのシリーズ3からオーバルシールドのシリーズ4になったのは1971年で、ブラッキントン社(以下VHB社)がデザインしたもので、センターに市庁舎を配したLAPDのソックリさんのようですが、シールドのサイズを一回り小さくした独自の卵型、LAPDのようなドーム型ではなく左右にカーブしたシールドで、ランクリボンをLAPDの外巻き?に対し内巻きにしたほか、市警名称パネルをリバースエナメル仕様にするなど、ソックリなりに センスアップさせ上品さを感じさせるデザインとしました。 なぜBHPDが1971年にLAPD似のオーバルシールドに変更したかというと、1940年にLAPDがそれまでのゴールドカラーのイーグルトップ・ティアドロップシールドから現行のツートーンのオーバルシールドにデザイン変更した時にそのデザインを意匠登録したため、その後、同じデザインは使用できなかったのですが、LAPDが更新登録を怠ったため1971年以降センターにシティーホールなどをあしらったオーバルシールド・デザインバッジが全米で 『雨後の竹の子』 のように流行していったと言われています。その中でもBHPDは1・2位を争うオーバルシールドバッジへの変更だったようです。
 さて、現行直近のシリーズ5の製造は1980年にブラッキントン社から納品契約を奪取?したサン・バッジ社(以下サン社)でしたが、デザインはブラッキントン社をほぼ踏襲しました。 しかし、VHB社がワンピース(一体型)であったのに対し、サン社はダイ (金型) 製作費が安く造形技術も楽な4ピースに変更したうえ、シティーホールの背景にLAPDとは異なるサンシャインラインを配しました 。
 サン社が1980年から保持していたBHPDバッジの納品契約ですが、突如2004年に新興のシンボルアート社 (以下SA社) へと移り、デザインも一部変更(4ピース仕様は踏襲しましたがサイズを2回り位大きくし、シャープを独自の卵型からLAPDタイプにしたほか、ランクパネルリボンの内巻きをLAPDと同じ外巻きにし、さらにランクの文字を貧弱な?線彫りにしてしまった、私的には改悪??)されてしまいました(ただし、支給済のバッジを全部新デザインバッジに交換するのではなく、昇進・新採用者から順次新デザインバッジに替えているようです)。 この裏に何があったのかは想像するしかありませんが、この年にBHPDのCHIEFが交代したことも原因の一つなのかもしれません……。 私が2007年にサン社工場を見学した折に、案内・説明してくれた副社長にBHPDバッジについて聞いたところ、「現在は、東南アジア製 (SA社の工場はフィリピン) になってしまった……」 と少し悔しそうに語っていました。 しかし、このSA社を侮ることはできず、そのクオリティーはサン社を凌ぎVHB社に迫る勢いではあります……..!?
 なお、現行のバッジナンバーは、オフィサー・デテクティブランクは3桁までで、リサイクル使用しているようですが、チーフが4スターであること以外、ランクごとの配番なのかは未確認です。



 ☆BHPDに1976年に奉職し2005年にリタイアしたオフィサーに授与された記念プリークですが、オフィサーが勤務当初に着用していたVHB社製シリーズ4と退職まで着用していたサン社製シリーズ5バッジをルーサイト(樹脂封入)処理しています。



 ☆現行シリーズ6バッジの裏面にはSA社のHMの上部に 『Mfg-06-04』 とあり2004年6月製であることが分かります。



 私が、BHPDバッジにこだわる理由の一つとしては、映画 『ビバリーヒルズ・コップ』 の影響もありますが、オフィサー数150名程度で個体数が極端に少ない希少バッジであることがコレクター心をさらに熱くしてしまいました。 そして、1996年頃、カレント(現行)との触れ込みで最初に入手したシリーズ4バッジが1980年にVHB社が納品契約を失った後コレクター向けに流出させたバッジであることが分かり、その後、サン社製のシリーズ5バッジを追い求め、やっと入手して安心?していたら、2004年にデザインを一部変更したシリーズ6へ……さらに追い求め…….という 「涙なしでは語れない??」 経緯もありました.....。
 ☆2009年、BHPDバッジの中央に鎮座ましますビバリーヒルズ市庁舎と市警本部に行きました! 市警本部は以前市庁舎内にありましたが、1990年以降は市庁舎に隣接したビルに移っています。



 ☆BHPD本部受付でシリーズ5バッジ着用のオフィサーがフレンドリーに写真に納まってくれました。



 ☆画像は、2013年のBHPDのオフィサー・リタイヤード式典の記念写真ですが、左がリタイアするオフィサーランクでサン社製シリーズ5バッジ着用、右がキャプテンランクで、新デザインのSA社製シリーズ6バッジを着用しています。 BHPDは、ユニフォームなどはダーク・ネイビーカラーでLAPDに準じていますが、デューディーギアのメタル部分はシルバーカラーではなくゴールドカラー、模様はプレーンタイプではなく、バスケット・ウエーブとなり、メタルボタンもオリジナでランク・インシグニアと共にゴールドカラー、ランクもCHIEFの直近はCAPTAINランクとなり、サージャントランクからハットバッジとチンストラップがゴールドカラーになります。 また、2014年からキャプテンランクの制帽のツバにもスクランブルエッグが付くようになりました。 また、サービスガンもお金持ち?らしく、信頼と精度のSIG P-226ほかを採用しています。



 ☆次の画像も、同式典のものですが、左がリタイアするキャプテンでシリーズ5バッジ着用、右が現チーフでシリーズ6バッジを着用しています。



 ☆次の画像は、友人がBHPD本部で撮影してきたものですが、希少なDETECTIVEランクの左がサン社製シリーズ5バッジ、右がSA社製シリーズ6バッジです。 シリーズ6バッジは縦・横ともLAPDバッジよりサイズが大きくなったため、LAPD用のバッジクリップにも納まりません......。



 さて、私がBHPDバッジコレクションに突っ走った?きっかけとなった映画 『ビバリーヒルズ・コップ』 ですが、1994年にシリーズ3が公開されて以降、2009年にシリーズ4が計画されたようですが実現せず、2011年には主役だったアクセル・フォーリー(エディ・マーフィー)がデトロイト市警察署長に昇進し、その息子が刑事として活躍するTVシリーズが計画され、エディ・マーフィーも出演しパイロット版までつくられたようですが放映は流れてしまったようです。
 しかししかし、今年になってエディ・マーフィー主演で 『ビバリーヒルズ・コップ』 シリーズの新作が、2016年3月25日に全米公開されることが明らかになったそうです…..「乞うご期待!」 プロップバッジに注目!?ですね。



※さて、ビクトリーショーへの参戦準備も終わっていないのに、熱く語ってしまいましたが、リクエストにはお応えできたでしょうか? それはさておき、ぜひ 『第74回 ビクトリーショー』 にお越しいただき、我 ”Kent Space” ブースへお立ち寄りください!!
  

Posted by Kent Space at 19:56Comments(10)Kent Collection

2014年09月14日

第74回 ビクトリーショー

第74回 ビクトリーショーが9月23日(火・祝日)に開催されます!
 ”Kent Space” は、今回も参戦しますので、是非ご来場ください!
 ミリタリーイベントのビクトリーショーで、アメリカンポリス一筋?で参加しています! しかし、趣味の延長から参加している素人のため、行き届かないところが多々あるかとは思いますが、同好の士とお許しください.....。
 今回は、今年4~5月の渡米で入手してきたLAPD・LASDアイテムなどのほか、キャップ類・T-シャツ類を豊富に取り揃えていますので、どうかお越しください。 ただし、すべて少量入手ですので、「売り切れ御免!」となりますことを、あらかじめご了承ください.......!?

☆”Kent Space” は、4階 A-9ブース(正面入り口からまっすぐ、突き当りを左に曲がって右側9ブース目です)。
 それでは、会場でお逢いしましょう!!

◎第74回 ビクトリーショー(ミリタリーイベント)
 2014年9月23日(火・祝日)午前10時30分から午後5時まで
 会場:東京都立産業貿易センター浜松町館 4・5階
 〒105-0022東京都港区海岸1-7-8 TEL:03-3434-4242
 ホームページ:http://www.sams-militariya.com/docs/vshow.html  

Posted by Kent Space at 16:24Comments(7)ビクトリーショー

2014年09月10日

Non-Stop.....FAMS......

 9.11同時多発テロ事件から13年目を迎え、全米中で追悼を表していますが、ここに2本の興味深いニュース動画があります。 直接この事件に関係するのではありませが、この事件以降その存在が見直された組織 FAMS:Federal Air Marshal Service (米連邦航空保安官) のシークレット・トレーニング風景を扱っています。
http://www.news4jax.com/news/inside-the-secret-world-of-federal-air-marshals/19983612
http://news.yahoo.com/blogs/power-players-abc-news/eyes-in-the-sky--inside-the-undercover-world-of-u-s--air-marshals-safeguarding-you-when-you-fly-211154086.html



 FAMS の基になる組織は1961年頃に航空機のハイジャック防止を目的に設立されていますが、その頃は FAA:Federal Aviation Administration’s (米連邦航空局)管轄で “Sky Marshal” と呼ばれ特に脚光を浴びることなく、何度か組織変更などを繰り返していたようです。 しかし、2001年9月11日に発生した9.11同時多発テロ事件以降新たに設立された DHS:Department of Homeland Security (米国土安全保障省) に移管、さらに充実化が図られ、現在では600名以上の匿名エージェントを擁し、益々その重要性を増しています。 サービスガンは SIG P229 (357SIG) を使用し (追記:その後同弾使用のSIG P250を採用)、狭い航空機内で機体に損傷を与えないよう考慮し、“Frangible bullets (粉体金属(銅、スズなど)を押し固めた弾丸)” が装填されているようです。
 画像の左側はFAMS の実物レイド・バッジ(訂正:その後このバッジはワレット用でレイド用にはナンバーの下部にタクティカルを意味する "T" が表示されていることが判明しました。)はブラッキントン社製のピンバックといわれています。右側は、レイドバッジより小ぶりのワレット用でクリップバックの同じくブラッキントン社製です。


 次の画像はリタイヤードバッジです。


 彼らを主人公にした映画は2003 年に、その名も “Air Marshal” が製作されましたが、今年2月米国において Liam Neeson 主演で、“Non-Stop" (邦題:フライト・ゲーム) が公開され、その存在がさらに注目されています。 日本では9月16日から全国公開されます。

  

Posted by Kent Space at 15:40Comments(7)From U.S.A.