2023年10月22日

続々々々:LAPD New Service Gun-⑤?

 LAPDアカデミーの卒業式はいつも金曜日に挙行されますが、直近で10月20日金曜日に5-23(2023年5月入校生)の卒業式が挙行されました。
 画像は2-23(2023年2月入校生)で、これをを見る限りサービスガンはFN509が支給されているようですが、MRD(マイクロ・レッド・ドットサイト)は取り付けられていないようです。2022年12月18日既報の12月16日卒業の7-22(2022年7月入校生)はMRDが取り付けられていたのですが.....その後、取り付けは任意にでもなったのでしょうか? それともルーキーが即応時にスイッチをONにするなどの対応をするには訓練不足だったのでしょうか??
 どちらにしても、ドットサイトでのコンバットシューティング対応には相当の訓練が必要ということでしょうか。

Photo by LAPD

 この2-23卒業生には、LAPD初の女性SWAT元隊員で現在メトロ署のルテナント・ジェニファー・グロッソ(左端)の甥がいたようですが、父親(青色シャツ)も元LAPD殺人課のデェテェクティブだったとのことですので、グランドファザーリングバッジ着用でしょうか。


Photo by LAPD

  

Posted by Kent Space at 22:43Comments(0)From U.S.A.

2023年10月02日

LAPDの悪しき?伝統.....?!

 LAPDのルーキー達は先輩から悪しき(私からすると)伝統を授けられるとのことです。それは、バッジを支給されたその日に ”boil your badge"(邦訳:バッジを煮る)というものです。
 その教えは 『まず、沸騰したお湯にバッジを浸し煮る、これにより保護コーティング(サン社名称:クリア・ハード・ベイクド・コーティング)が剥がれる→次に、Brasso(研磨剤)により毎日磨け→そのうちにバッジのディテールが削れてシティーホールの窓枠が消えていく.....』 というものですが、バッジコレクターとしてはいただけません。
 私の友人は、現役時代にバッジは乾いた布で拭く程度で、クリアコートを剥がすことはしませんでした。彼は、バッジを磨き箔をつけようとするルーキー達を 「無駄な行為だ.....それよりスキルを磨け!」 と一蹴していました。
 次の画像は、左からルーキーのバッジ→20年磨いたバッジ→25年磨き続けたバッジとのことですが、いかがでしょうか?

Photo by LAPD ランパート St.



  

Posted by Kent Space at 02:37Comments(4)From U.S.A.