2018年06月09日

エフ・ビー・アイ エージェントガンアクシデント!?

 6月3日付のニュースですが、FBIのSAがオフデューティー時にデンバーのディスコで酔ったうえでのダンス中にバク転後背中に携帯していたサービスガンを床に落としてしまい、慌てて拾おうとしてトリガーに指がかかり、あろうことか発射してしまい居合わせた客に軽傷を負わせてしまったということです!? 以前からFBIサービスガンであるグロックタイプのトリガーロック(セフティではない)は問題になっていましたが、動画を見る限り焦っていたとはいえ触れただけで撃発しているようですので恐ろしい限りではあります。
 FBIを始めUSMS、DEAやATFなど連邦系捜査機関がSIGからグロックにサービスガンを変更してしまいましたが、変更理由が安価、軽量で取り扱いとメンテナンスのし易さらしいのですが、はたして命を懸けるエージェント達がそんなことで良いのでしょうか??
 私が大いに信頼を置いているSIGのアキュラシーの素晴らしさなどは昨年USミリタリーの正式サービスガンに認定されたことでも証明されたはずですが......しかし、まだまだUSSS(シークレットサービス)、FAMS(連邦航空保安官)やNCISなどは頼れるSIGにこだわっているのは嬉しい限りです!!
 それにしても、インナーホルスターも着用していないようで、むき出しでベルトに携帯しているとは.....アンダーカバーだったのでしょうか? どちらにしても連邦捜査官としては余りにも軽率な行動で、被害者が軽傷で不幸中の幸いでしたが、このSAはクビでしょうかね??
https://www.youtube.com/watch?v=1z3beGbtAG0

エフ・ビー・アイ エージェントガンアクシデント!?


※次回から渡米リポートを少しづつアップしたいと思っています.....!?



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Posted by Kent Space at 23:24│Comments(6)From U.S.A.
この記事へのコメント
ケントさん

この事件結構話題になってましたね。この事件からの教訓はまず銃はホルスターに入れて携帯しろってことですね。映画でよく見るベルトにむき出しで銃を刺しとくとか言語道断ってことなんでしょうね。
多分このSAは最悪レイオフか、良くても、もうSAには戻れない処分が下りそうですね。
ちなみにNCISでもグロック使ってるエージェントいますよ。正式なサービスガンかどうかは定かではありませんが…
ちなみに写真のFBIのバッジは実物イシューバッジですか?
Posted by ヤマト at 2018年06月10日 20:59
やまとさんへ: コメントありがとうございました!
米国の連邦捜査官のサービスガン(以下SG)ですが、FAMS(連邦航空保安官)の友人によるとFAMSで支給されるSGはSIG P229とP239の357SIG(ES)で、友人はコンパクトなP239を携帯しているそうですが、オンデューティー(勤務中)にSG以外のガンを携帯・使用することは許されていないとのことでした。
そこで、NCISですが現行のSGはP229R DAKとP239 DAKの40S&Wですが、本部が許可した40S&W or 9mmのガンを勤務中に携帯できるとのことですので、グロックも許可されたガンなのかもしれませんね。
また、DHS(国土安全保障省)もSAのSGはSIG P320Cの9mmですが、ほかに本部で許可したガンを勤務中に使用できるとのことでした。

画像のガンとバッジはエージェンシー・イシューとのことです。
Posted by Kent SpaceKent Space at 2018年06月11日 15:18
ケントさん

FBIやUSMSなどの有名な捜査機関のSGは公表されてることもあり、知っているのですが、少しマイナーな機関となると、中々確実な情報を得られないので、とても参考になりました!ありがとうございました!
ちなみに自分の中の印象ですが、実用性だとグロック・デザイン、命中性だとSIGですね。
SIGは初弾のトリガープルが重くてフリンチしてしまいがちなのですが、グロックは軽くて、フリンチもせず、グリップも細くて日本人の手に合う印象です。
Posted by ヤマト at 2018年06月11日 22:10
SIGp228→p229はデザインがとても気に入ってるのですが、中々ゲームで実用的なエアガン、ガスガン化されないので、悲しいです。
Posted by ヤマト at 2018年06月11日 22:19
SIG、落とすと暴発することが稀にあると言われて、ダラス市警察で使用が
一時停止されたのを、ご存知ですか?
もし、あの場での落下した銃がSIGだったら、暴発していたかもしれません。
していないかもしれませんが、やはりどの銃も甲乙つけがたいと思います。
結局は、使い手の問題です。

もう少し柔軟な考え、正しい情報を得てからブログを書かれた方が
よろしいと思います。
Posted by 通りすがり at 2018年06月12日 12:02
通りすがり さんへ: コメントありがとうございました!

通りすがりさんの情報は既に昨年8月の時点でLAPD現役の友人から得ていました。というのも昨年1月に米軍の次期制式拳銃に指定されたニュースを聞いて直ぐにこの友人にP320 RXの購入を依頼していたからです。
その後SIG社も正式なコメントを発表していますが、リコールではなくアップグレードにて対応していくとのことで、ダラスPDを始めとしたPDもそれを受け入れ採用を再開しているとのことです。

新規開発の拳銃については初期トラブルは避けられないものらしく、1985年に米軍制式採用拳銃M9となったベレッタも32年間に何度かアップグレードという名の改良を経験しています。
また、グロックも採用したPDのオフィサーによる暴発事故が多発し現在も裁判の事案もあるようですが、これまで何度かの改良が行われています。
さらに、S&W・M&Pも採用したPDで暴発事故が多発したことにより何度か改良が行われており現在ではM2.0となりサムセフティ付きのモデルまで発売されています。

なお、私の情報は、一部主観的でマニアックな面があるのは否めませんが、これまで40年以上にわたり築いて来た米国警察の現役や退職オフィサーの友人・知人から得た新しい情報を織り込んでいることもご理解いただければと思います。

また、SIGについては20年位前にグアムに保管していたP226のアキュラシーがとてつもなく素晴しく、現地のSWATオフィサーからバレルだけ譲ってくれと真顔で請われて以来のもので、 『良い・惡い』 ではなく 『好き・嫌い』 という個人的好みから来ているものですので、他のメーカー支持の皆さま方には不愉快な思いをさせるかもしれませんが、老人のたわ言としてご笑読いただくか若しくは無視してければ幸です。

それにしてもSIG P320 RXの購入を依頼して一年以上経ちますが、未だに入荷待ちの状態が続いています.....!?
Posted by Kent SpaceKent Space at 2018年06月12日 18:54
 
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